マスク氏、ベッセント財務長官にタックル?:大乱闘のトランプ政権

アゴラ編集部

イーロン・マスク氏とスコット・ベッセント財務長官が文字通り「衝突」したことが話題になっています。

イーロン・マスクがホワイトハウスでの激しい衝突でスコット・ベセント財務長官を「ラグビー選手のように」ボディチェックしたと報道

マスク氏とベッセント財務長官

2025年6月初旬、ホワイトハウス西棟の廊下で、マスク氏とベッセント財務長官が激しい口論の末、取っ組み合いに発展しました。

スティーブ・バノン氏曰く、ベッセント氏がマスク氏に対し「詐欺師だ」と罵倒したことが発端となり、マスク氏はラグビー選手のように肩をぶつけ、ベッセント氏も応戦したと報じられています。

スティーブ・バノンは、イーロン・マスクとスコット・ベッセント財務長官が「身体的な衝突」を起こしたと語る。

スコット・ベッセント氏は彼を非難し、『1兆ドルの削減を約束したのに、今は1000億ドルだ。誰も削減策を見つけられない。一体何をしているんだ?』と言った」 「その時、イーロンは暴力を振るった。彼にとってこれは辛い話題だ。口論ではなく、身体的な衝突だった」とバノン氏は語った。

バノン氏の暴露は、マスク氏がトランプ政権を批判していたタイミングと重なります。

バノン氏は政権発足当初から移民問題をめぐりマスク氏と対立していました。最近では、マスク氏こそが「不法移民」であると主張し、批判のトーンを一層強めています。

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マスク氏は政権離脱後、米国政府の債務を膨張させる予算法案への反発を強めています。この転向を機に、トランプ政権との間に確執が生じています。

ドナルド・トランプ大統領は、MAGAの友人グループ全体をイーロン・マスクとの戦いに引きずり込み、どちらの側につくかを選ばせていると報じられている。

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マスク氏がトランプ政権に深く関与した結果、経営する企業の業績が停滞し、薬物の使用量が劇的に増加していると報じられており、あらゆる方面からの批判に直面しています。

資産の大部分を占める政府関連ビジネスの利益も、停止に追い込まれる可能性が浮上しています。

心身の健康不安が懸念されるマスク氏の回復を心よりお祈り申し上げます。