「山尾会見がひどすぎる」と大炎上:質問に対し「ご意見は承りました」

国民民主党から今夏の参院選比例代表で出馬予定の山尾志桜里元衆院議員(50)は6月10日、国会内で記者会見を開き、自ら出馬の意思を表明しました。

会見では、2017年に報じられた不倫疑惑や議員パスの私的利用、ガソリン代計上問題など、過去のスキャンダルについて自ら切り出し、「当時の行動と対応は極めて未熟だった」と謝罪しました。

山尾氏の会見のようす ニコニコニュースより

記者からは不倫疑惑に関する再三の追及がありましたが、「8年前の会見で話したことが全て」とし、事実関係の肯定・否定は避けました。その上で「いろいろなご事情のある方に新たなご迷惑をかけたくない」と説明し、謝罪の言葉を繰り返しました。

また、議員パスを私的に使用していたことも認め、「謝罪の仕方も情けなかった」と反省の姿勢を示しました。さらに、民進党・立憲民主党を経て国民民主党に移った理由についても言及し、「対決より解決」という政治スタイルへの共感があったと説明しました。

山尾氏は、憲法改正やスパイ防止法、土地規制などを「中道の政策」として打ち出し、自分の立場を明確にしました。また、過去の発言が社会の分断を招いたことを反省し、今なら別の伝え方ができると語りました。しかし、今までの言動から「補助金ビジネス」を拡大させる気が満々にも見えるので、当選後がとても心配です。

国民民主党の支持率が低下していることについては「私が一因であることは確かで、申し訳ない」と認めつつ、「変化を受け止めてもらい、信頼を築き直したい」と語り、再起への意欲を示しました。

いずれにしても、国民民主はかつてない試練を迎えています。