2025年6月19日、週刊文春の電子版は、日本保守党の百田尚樹代表が河村たかし共同代表に激怒し、ペットボトルを投げつけたと報じました。騒動は4月22日の定例記者会見後に議員会館で発生したとされており、党大会の開催を巡る意見対立が背景にあるとされています。
日本保守党に分裂の危機! 百田尚樹・河村たかしの「ペットボトル事件」
記事はこちら↓https://t.co/hy3M0oR3Pb#文春オンライン
— 文春オンライン (@bunshun_online) June 19, 2025
この騒動は2カ月前のことで、最近の出来事のように見せる文春の報道はやめてほしい。河村さんとはその後も笑顔で会見している――と百田氏は反論しています。
★拡散希望★
文春オンライン」の記事の最後に、
「夏の選挙を控える最中に起きた、まさかの“代表バトル”」
と書かれていたが、この「事件」(?)は2ヶ月前の出来事。
文春さん、昨日今日に起きたような印象操作はやめてほしいな。
この2ヶ月間、わしと河村さんは笑いながら記者会見をやってる。 https://t.co/Yv0SuKTWfo— 百田尚樹(作家/日本保守党代表) (@Hoshuto_hyakuta) June 20, 2025
一方、河村たかし氏は文春デジタルの記事について、自身の見解を示しました。百田氏にペットボトルを投げつけられたことは「当たってはいないが事実」と認め、さらに「脅迫や強要のような行為もあり、非常に耐えがたかった」と述べています。百田氏の反論とは内容に大きな食い違いがあります。
週刊文春のデジタル記事について、河村たかしの見解を述べます。百田代表からペットボトルを投げつけられたのは事実です。私はウソを絶対、言いません。あったことをなかったとも言いません。支援者の皆様には、ご心配おかけしており、申し訳ございません。 https://t.co/8hmx3Fmkwn
— 河村 たかし(本人) (@kawamura758) June 20, 2025
日本保守党の百田代表は「なぜ2カ月も経ってから公表するのか」と投稿していますが、河村氏は参院選前の今の時期を狙って動いたのだと思われます。
日本保守党の百田代表が「なんで2ヶ月も経ってから」とポストしていますが、河村氏は参院選前のこのタイミングを狙っていたのだと思います。百田氏と有本氏は、河村氏を甘く見過ぎたということでしょう。 pic.twitter.com/6hyv61GQUm
— maku (@maku94483) June 20, 2025
4月の定例記者会見では、共同代表の百田氏と河村氏が口論する場面がありました。その後も両者の関係悪化が目立つようになっています。河村氏は、百田氏や有本香氏が自分に相談せず台湾を訪問したことを問題視しましたが、有本氏は事前に伝えていたと反論しています。こうしたやり取りから、党内での意思疎通がうまくいっていないとの疑念が強まっていました。
日本保守党が記者会見で喧嘩してるww
有本香『河村さんにもすべて相談してる』
河村たかし『いやいや相談されてない!』
有本香『してますよ?例えば何ですか?』
河村たかし『台湾訪問の事とか相談されてない』
有本香『そのことですか((´∀`))ケラケラ 相談しました』… pic.twitter.com/T8z6Qth4Sw— 闇のクマさん世界のネットニュース (@CYXuAxfGlfFzZCT) April 22, 2025
日本保守党は、他にも内部に火種を抱えています。元候補の飯山陽氏は、百田尚樹氏が自身の有料配信(ニコニコ生放送)で、飯山氏やその家族に対して中傷する発言を行ったとして、法的措置を検討していると明かしました。
noteマガジン:百田尚樹はリポストで誹謗中傷を拡散させる。|飯山陽 @IiyamaAkari https://t.co/lrsVmbLfEb
— 飯山陽 最新刊『日本保守党との死闘ー自由社会の敵ー』予約開始! (@IiyamaAkari) May 30, 2025
一方で百田氏側は、飯山氏の発言が「虚偽にあたる」として、すでに提訴しています。訴訟の理由は、飯山氏が雑誌やYouTubeで「日本保守党はLGBT法に取り組んでいない」「百田氏にはゴーストライターがいる」などと発言したことに対し、名誉毀損にあたると主張したためです。
これに対して飯山氏の関係者は、「言論弾圧だ」と批判しています。飯山氏は元・日本保守党の公認候補でしたが、選挙後に党幹部との対立が表面化していました。
百田氏と飯山氏は、デマウソで愚民を釣り、カネカネカネの亡者で、裁判もビジネスにしている。
どっちもどっち、で日本の恥。その泥沼の罵り合いに月刊誌が加担するわけ?
しかも、Willが肩入れする飯山氏は東大の池内氏から名誉棄損で訴えられている。… https://t.co/1k3y3KFZf7— 有馬哲夫 (@TetsuoArima) April 23, 2025
また、雑誌『WiLL』には藤岡信勝氏や飯山陽氏など、党内の保守系論客による批判記事が掲載され、百田・有本体制に対する不信感が党内からも表に出てきました。これまで保守寄りとされてきた同誌からも批判されるようになったことは、党の現状を象徴しています。
【『WiLL』2025年6月号 本日発売!】
新聞広告です!
特集「百田・有本砲 司法の武器化は民主主義の敵」
藤岡信勝さんを中心に「日本保守党の言論弾圧から被害者を守る会」が発足。訴状が届いた飯山陽さん、近藤倫子さんが、その実態を告発!
元オウム幹部の上祐史浩さんの記事も要注目! pic.twitter.com/wbZl1Bxgyf— WiLL編集部 (@WiLL_edit) April 25, 2025
動画全体を通して、日本保守党はこれまで掲げてきた保守の理念が、内部の私情や対立によって揺らいでおり、組織としての信頼や統制が崩れつつあるのでしょうか。

百田氏と河村氏 日本保守党Xより






