かつては「次の総理」として何度も名前が取り沙汰された石破茂氏。
いまやその石破総理に対しても、「このままでいいのか?」「退陣すべきでは?」という声が、メディアや一部の世論から出始めています。
しかし不思議なことに、それが大きなうねりにはなりません。
なぜか。
それは――「次」がいないからです。
政治におけるリーダー交代は、常に「次」が見えているからこそ実現します。
たとえ現職の総理に批判が集中していても、「では誰に交代すればいいのか?」という問いに答えられないままでは、政権交代も党内の刷新も起こり得ません。
そしてこれは、石破政権個人の問題というよりも、自民党という政党の人材不足と、次のリーダーに対する期待感の欠如が招いている深刻な事態です。
もはや「とりあえず石破さんに任せておけばいいだろう」という惰性が支配しつつある政権運営。
しかし、これでは政治が前に進まず、課題解決に対する意欲も失われてしまいます。
「ポスト石破」が見えないからこそ、「石破降ろし」も本気にならない。それは裏を返せば、自民党が「次のビジョン」を示せない政党になっているということです。
どこかで聞いた構図だと思いませんか?
そう、長年続いた「ポスト安倍がいない」論、そしてその後の「ポスト岸田が見当たらない」状況とまったく同じ。
今の自民党は、総理が代わっても政権のビジョンが更新されず、次のリーダーも育ってこないという、いわば「政治的停滞のループ」に陥っています。
一強が長く続いた副作用。
派閥文化が崩れた弊害。
そして、権力を忖度する政治家ばかりが出世する構造――。
私は、こうした「政権党の人材不足」と「ビジョン不在のリーダーシップ」に強い危機感を覚えます。
誰かがではなく、日本全体が立ち止まってしまう前に、政党のあり方そのものを見直す必要があるのではないでしょうか。
両院議員懇談会 石破首相インスタグラムより
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と、AIにブログ記事を書かせたらそれっぽのが出力されました。だいぶおときた駿っぽくなってきましたよね?!
バイタリティが落ちまくっていますが、きちんと文章を書く習慣は継続しなければ…(明日は頑張るぞ!)
編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2025年8月4日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。