来年度予算案の概算要求は122兆円台に達し、3年連続で過去最大を更新する見通しです。
ところで、一向に歳出削減の気配がないですね。 https://t.co/mn0vJhj9qt
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) August 30, 2025
最大の要因は長期金利上昇に伴う国債費の急増で、利払い費は前年度比24%増の13兆円超となり、国債費全体は32兆円余りに拡大して予算の4分の1以上を占めています。
減税ポピュリズムで長期金利が上がり、国債費は激増する。財政赤字でインフレになり、実質賃金が下がる。
財務省は高笑い。インフレ税を促進する国民民主は、サラリーマンの敵だ。 https://t.co/6TLRjBRQeZ— 池田信夫 (@ikedanob) August 30, 2025
厚生労働省は高齢化による社会保障費の増加で34.8兆円を要求し最多となり、文部科学省の高校授業料無償化や農林水産省のコメ増産対策、経産省の中小企業支援、法務省の不法滞在者対策、外務省の偽情報対策など新たな政策課題も盛り込まれており、予算膨張は留まることを知りません。
厚労省 来年度予算案 概算要求 過去最大34兆7900億円余を計上https://t.co/meS91PoeBp #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 26, 2025
各省庁が予算を競うように要求を拡大するなか、歳出削減の姿勢は見られず、現金給付や補助金、無償化といった施策が「大きな政府」「高い税金」路線につながるとの懸念も強まっています。
予算要求122兆円、またしても過去最大。
国債費も急増し財政を圧迫します。
現金給付から補助金、無償化までタガが外れたような「バラマキ」三昧。
「大きな政府、高い税金」は国家破滅への道です。https://t.co/ox7yi2dOA4— 釈 量子 (@shakuryoko) August 29, 2025
ばらまき的な政策は財政赤字を拡大させ、インフレを促し、実質賃金を押し下げるとの指摘もあります。特に医療制度については、現行の「9割引き医療」が過剰受診を招き現役世代に大きな負担を与えているとして、自己負担を一律3割に引き上げるべきだとの意見や、後期高齢者は緩和医療のみ保険適用とすべきだとの提案も出ています。こうした社会保障費の削減によってこそ保険料を下げ、手取りを増やせるとの見方もあります。
ここに手を付けなければ「手取りを増やす」など“夢のまた夢”。
まずは医療の自己負担を一律3割に。今の“9割引き医療”が、過剰受診を招き、現役世代の負担は7.1兆円に及んでいます。さらに「前期調整額」は22年度時点で3.7兆円も。
「社会保障を減量」することで、保険料を“減税”すべきです。 https://t.co/h6iWv4BZxr pic.twitter.com/xy6hDMj7s8— 幸福実現党政務調査会 (@hr_party_prc) August 26, 2025
一方、現在の緊迫する国際環境の中で、防衛省の予算の伸び率は名目で1%強程度にも関わらず、他省庁の予算よりもこちらを問題視するような報道はバランスを欠いています。
名目で8兆7000億円から8兆8000億円なら、1%増くらいであり(1000億/8兆7000億*100=1.15)、物価やGDPの推移を考慮すると、実質的には横ばいか減少である。そういう報道の仕方に変えていってほしい。
防衛省 来年度予算案の概算要求 過去最大約8兆8000億円要求へ | NHK https://t.co/r07rm8TlZp
— 安藤道人 (Michihito Ando) (@michihito_ando) August 28, 2025
また、金額を示さない「事項要求」も多く、最終的な要求額はさらに膨らむ可能性があり、より厳しい査定が求められています。







