自民党の高市早苗前経済安全保障担当相は9月18日、総裁選への立候補を正式に表明した。
高市氏は、国民の暮らしや未来への不安を「夢や希望」に変える政治を目指すと述べ、翌19日に政策会見を開くとした。
総裁選の構図と高市氏の立ち位置
- 今回の総裁選は、すでに立候補を表明している茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保担当相、林芳正官房長官、そして出馬が確実視されている小泉進次郎農水大臣を加え、5人の争いとなる見通しだ。
- 高市氏には、前回総裁選で支援を受けた麻生氏が今回は冷ややかで、支持勢力がほとんどないとの見方も報じられている。
- 一方、決選投票に残る可能性も指摘されており、その場合は長老や中間派の支持が厚いとみられる小泉氏が有利になるという分析もある。
政策と課題
- 高市氏のこれまでの「利上げはアホや」という発言は、インフレや円安に直面する現状において、金融政策をめぐる論争を呼び起こす可能性がある。
- 高市氏が首相を務めるのは在宅介護の負担から難しいのではないかという指摘や、介護の経験を生かした社会保障制度改革を打ち出せば大逆転もあり得るとの意見も出ている。
- 総裁に選出された場合、円安インフレがさらに進むのではないかという懸念も示されている。

高市早苗氏インスタグラムより






