維新の連立「協議」入りにおける今後の注目ポイント整理

公明党の連立離脱→維新との連立協議と、目まぐるしい展開ですね。。。

小泉進次郎さんと比べると比較的維新と距離があった高市早苗総裁ですが、やむにやまれぬ背景もあってか一気に維新との距離を縮めてきました。

個人的には、国民民主党をある意味「置き去り」にして、一気に維新とここまで距離を詰めてきた高市自民の決断には舌を巻く思いです。

維新プラス有志の会の一部を合わせれば、ギリギリとはいえ衆議院では過半数を超えるので、まず首班指名選挙+補正予算くらいまでは通せる見通しが高市自民に立ってきます。

  • 連立を組む、あるいは閣外協力する維新がどこまで政策を通せるか(副首都は通るとして社保、政治改革等)
  • 政策や協議内容を履行させるために、維新が高市総理による早期解散を羽交い締めして止めることができるか
  • 止められた場合、ギリギリ過半数&参院ではいまだに少数与党となる中で、どのように予算や法案を通していくのか

ちょっと私自身もまだ色々な思いが駆け巡っているところですが、このあたりが注目ポイントになると思います。

いずれにしても、これで野党政権樹立・玉木総理誕生の可能性は限りなくゼロになったと言えるでしょう。

高市早苗総裁と吉村洋文代表 両党HPより


編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2025年10月15日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。