維新が突然出した議員定数削減で国会は大混乱

アゴラチャンネルで池田信夫のVlog、「維新が突然出した議員定数削減で国会は大混乱」を公開しました。

維新が突如打ち出した「議員定数1割削減」案。与党・野党・国民民主・公明が入り乱れ、国会は前代未聞の大混乱へ——。その舞台裏を徹底解説!

比例区の定員を減らすなら、小選挙区の定数是正を比例区でやってはどうだろうか。チャットGPTに聞いてみた。

Q. 衆議院の小選挙区の1票の格差を都市部の定員増で完全になくすには、小選挙区の定員を何人増やす必要があるか?

ざっくり+176人(小選挙区を289→465へ)つまり比例区の議員をすべて都市部の小選挙区に回すことになります。計算はおおむね次の通り。

  • 2024年10月時点の有権者数データでは、最少の選挙区は鳥取1区 224,060人、全国の有権者総数は104,179,274人。(南日本新聞デジタル)
  • 「減らさず都市部だけ増やして“完全に”格差1.00にする」=すべての選挙区の有権者数を最少区(224,060人)以下にそろえる必要がある。
  • 必要な小選挙区数= 104,179,274 ÷ 224,060 ≒ 465区
  • 現在の小選挙区は289区なので、465 − 289 = 176区ぶん、すなわち定員で+176人増が必要という結論になる。(南日本新聞デジタル)

これは比例区をなくすことを意味するので、比例区を残して定数是正をおこなうには、やはり地方の合区が必要ということになります。維新の案の50減ぐらいでは、小選挙区の定数是正はできません。

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