まずは悪い方で歴史にも名を残すであろう自民党総裁史上初の衆参両方で大敗過半数割れ&責任を取らずに居座り続けた恥ずかしい総理大臣石破茂の記事から。
【石破氏 少数与党の中全力尽くした】
(2025/10/21 共同通信)「少数与党という厳しい状況の中、国民の皆さまに誠実に語る姿勢を持ちたいとの思いで全力を尽くした」
意訳:僕はがんばった
衆議院、参議院両方とも石破茂が指揮を取って大敗させて衆議院でも参議院でも与党過半数割れさせておいて、なぜかそのことを棚に上げてこういうことを言える。
石破茂という人間とそれを神輿に担いだ岸田文雄の程度が凝縮された発言だと思います。
常に他責思考。自分が原因であるのに自分には原因はない、悪いのは常に他に居る。
そういう生き方をしてきたのでしょう。

石破茂前首相Xより
そういう生き方では反省しませんし、学習できませんし、成長できないのです。
他人の痛みを理解出来ない。
だから派閥抗争で自分が権力を握っている側に立ったらやり過ぎますし、仲間を後から撃つ事にもためらいがないのでしょう。
とくに石破茂に至ってはマスゴミに媚びるために自分の派閥の議員ですら後から撃ってたくらい自分以外には興味がないのでそれをやったらどうなるのかすら考えられない人でしたから。
そんな石破が抜擢しただけあってか、岩屋毅外務大臣の最後の会見(10月17日)は相変わらずでした。
【日経新聞 馬場記者】1年間お疲れさまでございました。中国人向けのビザ緩和措置についてお伺いします。昨年末に政府が決定した団体観光査証の緩和や10年間有効の査証新設は、まだ実施に至っていません。自民党内での反発などもありましたけれども、実施時期の目処が立っているか、またビザ緩和などを含めた日中人的交流の重要性、また、新たな政権に、この点についてどのような対応を期待されるか併せてお伺いします。
【岩屋外務大臣】昨年12月に発表した中国人観光客に対する短期滞在査証緩和措置の実施時期については、様々な情勢も見極めながら、慎重に、今、検討しているところです。
政府としては、本件査証緩和措置の内容や意義について、引き続き、丁寧に説明していきたいと考えております。
今、御指摘があったように、日中関係の基礎は、政府同士もさることながら、やはり国民同士の交流にあると考えております。中国からの観光客も、どんどん増えているという状況でございまして、それは喜ばしいことだと思っております。今後も、状況の変化に応じて、適切に対応していく必要があると考えております。
「中国人観光客のビザ緩和時期は検討中」
「中国人観光客増加は喜ばしい」
この人は最後まで媚中姿勢がまったくブレませんでした。
岩屋毅が1年前に勝手に中国側に約束してきたビザ緩和ですが、1年経っても検討中。
この仕事の出来無さ、仕事の遅さが石破茂内閣を象徴していると思います。
それがあって余計な事が進まず助かったとも言えるわけですけど。
岩屋毅が中共に媚びようと勝手に宣言してきたビザ緩和なんて高市政権で引き継がれる事はないでしょうね。
そういえば菅岸破政権では、消し込み、ステマ、八百屋、と続いたデジタル担当大臣ですが、
高市内閣では松本尚議員が担当することになりました。
これは日本共産党、そして共産党と共闘を続けてきた立民の激おこ案件でしょう。
松本尚議員は日本医科大学北総病院救命救急センター長を務めてきた救急医です。
医療の現場の知識はこれ以上無く持っている方です。
これがデジタル大臣なのですから、どこに力を入れて行くのか容易に想像が付きます。
就任会見でも経験を生かして医療のDXを進めるを進めると語っており、「紙の保険証を残します!」
と主張してきた立憲民主党や日本共産党、そして民医連などにとって非常に都合の悪い話が加速するのだろうなと思います。
さて、一昨日取り上げた田原総一朗が番組中に福島瑞穂、辻元清美に対して高市総裁に「あんな奴は死んでしまえと言えばいい」と煽ったとんでもない失言がを取り上げました。

その件での続報になります。
【BS朝日の政治番組で「死んでしまえ、と言えば」発言 田原総一朗氏】
BS朝日は21日、19日に放送された討論番組「激論!クロスファイア」で不適切な発言があったとして、番組の司会でジャーナリストの田原総一朗氏(91)を厳重注意したと明らかにした。番組は事前に収録されたもので、自民党の片山さつき氏、立憲民主党の辻元清美氏、社民党の福島瑞穂氏をゲストに進行。選択的夫婦別姓に否定的な姿勢の自民総裁・高市早苗氏に対して辻元氏と福島氏が批判すると、田原氏が発言に割り込む形で、「あんなやつは死んでしまえ、と言えばいい」と発言した。
田原氏の事務所は朝日新聞の取材に、高市氏を念頭にした発言かとの問いに、「死んでしまえと言えばいいという言葉は野党に対する怒りで、誰に向けたものでもない。ただ死んでしまえ、というのは申し訳なかった」と回答。次回の放送で謝罪する意向を示した。
(2025/10/21 朝日新聞)
>番組は事前収録されたもの
つまりテレビ朝日の中の人達は田原総一朗のこのヤバイ発言を問題無しと考えて放送していたということです。
しかも注意だけで済ませているところも問題でしょう。
これが自民党の政治家だったらオールドメディア総出で許されない失言だ!等騒ぎ立てて徹底的に潰しに動きますよ。
支持率下げてやる連合は本当に身内には実質処分ゼロ、自分達が攻撃対象にした議員には発言の切り取りやパッチワークをしてでも攻撃。
本当に呆れるしかありません。
締めは高市内閣発足にあたっての読売の世論調査の記事を取り上げておきます。
【高市内閣で「若年層」の支持急増、18~39歳は石破内閣の15%から80%に…読売世論調査】
読売新聞社が21~22日に行った緊急全国世論調査で、高市内閣の支持率を石破内閣と比較すると、若年層の支持が大幅に上昇していることが分かった。高市内閣を「支持する」と回答した人の割合を年代別にみると、18~39歳が80%で前回9月調査の15%から急増した。40~59歳でも75%(前回29%)、60歳以上でも63%(同50%)と大きく増えた。石破内閣は高齢層からの支持が比較的高かったが、高市内閣では逆に、若年層が支持を先導している。若年層の支持が多い傾向は、最近では第2次安倍内閣の支持動向に近い。
男女別でみると、「支持する」と答えた男性は71%で、女性は72%だった。前回調査では男性30%、女性37%で、今回は男女がほぼ並んだ。
地域別でみると、「支持する」は全国で7割前後だが、近畿は、76%で中部の81%に続く2位で、前回調査の29%から大きく伸びた。首相の出身地が奈良県であることと、吉村洋文・大阪府知事が代表を務める日本維新の会と連立を組んだことが影響していると考えられる。石破内閣は近畿での支持がやや弱く、連立の効果が出ている。
高市内閣を「支持する理由」を六つの項目から一つだけ選んでもらうと、「政策に期待できる」が41%でトップ、「他によい人がいない」20%、「首相に指導力がある」15%、「首相が信頼できる」12%、「閣僚の顔ぶれがよい」4%、「自民党中心の政権だから」5%の順だった。
「支持しない理由」のトップは「自民党中心の政権だから」28%で、「政策に期待できない」19%、「首相が信頼できない」18%、「他によい人がいる」11%、「閣僚の顔ぶれがよくない」10%、「首相に指導力がない」3%と続いた。
(2025/10/23 読売新聞)
岸田文雄が安倍晋三のレガシーを否定しまくって進め、石破にも引き継がせてきた霞ヶ関ファーストの政治では、兎にも角にも現役世代、若者を軽視し、現役世代への支援と言いながら財源を現役世代への負担増で取るなど、これでもかと現役世代を敵に回してきたため、安倍晋三政権を支えて来た若者層の票を失っていました。
その反動があるにせよ、若者層の支持率が15%から80%に跳ね上がるとは。
常に自分に都合の悪いことは責任転嫁する他責思考の岸田文雄、石破茂らはこの数字は自分達に原因があるなどと考えもしないのでしょうけど。
自民党の人達はこれだけ若者を敵に回してきたんだと数字を謙虚に受け取るべきでしょう。
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年10月23日のエントリーより転載させていただきました。






