まずは立憲共産党と非常に関係の深い市民連合の運営委員で活動家の山口二郎のポストから。
山口二郎@260yamaguchi
公明党というバラストをわざわざ追い出して、右派で固めた高市政権。イデオロギーむき出しでやりたいことをやれば、かならず世の中の問題をさらに悪化させ、人々はその本質を理解するだろう。野党は穏健、現実路線で次の準備を進めるべき。
公明党を追い出した???
どう考えても「公明党が一方的に吹っかけて連立解消して出て行った」はずですが?
特に日本の左巻き活動家は自分達に都合に合わせて簡単に事実関係を捏造する悪癖があるように思います。
しばき隊という反社的問題組織に寄り添った記事を書き続けてきた毎日新聞も同じようです。
【「あからさまな公明切り」自民内からも不安 ブレーキ失った高市政権】
(2025/10/23 毎日新聞)
高市総理誕生を阻止するために公明党が一方的に連立解消を行い、そのための建前として政治と金を使ってきた。
というのが最も適切な連立解消の動きに対しての評価と言えます。
総裁選の最中だって暗に高市が総裁に選ばれたら連立解消するからなと、高市早苗が総裁にならないように圧力を掛けていたのも公明党です。
その後の連立解消だって石破内閣で進めてきた話からさらに一段条件を引き上げた話にすり替えて出してきて「今この場で飲まないのなら連立解消だ!」と一方的にやったのが公明党です。
岸田文雄のような権力を悪用して党内手続を無視するような政治家ならいざ知らず、高市早苗は民主主義を守る政治家ですから、党内で手続を経る必要があるから党に持ち帰るから三日待ってほしいと言ったのに拒否したのは公明党です。
公明党だって自民党は党内手続が必要だってことは嫌というほど判っていたはずです。
要するにその場で即答できない話をふっかけて即答しないことを以て『高市は政治と金を問題を解決する気がない!だから連立解消した!』という理由を作る事が目的だったと考えるのが最も妥当な考え方でしょう。
そして高市総理誕生を阻止して高市が失脚、ないし最悪でも高市総理が誕生しても政権を倒して高市が失脚したら、すぐに与党に戻ろうというのが公明党の狙いだったのだろうとも推測できます。
わかりやすいのは公明党代表の斎藤鉄夫の発言です。
斉藤鉄夫「首班指名では(公明党は)公明党代表である斎藤鉄夫と書く」
(10月10日連立解消を発表した記者会見にて)
斉藤鉄夫(首班指名では野党に乗る可能性について)「あらゆる可能性が考えられる」
(10月13日BS日テレ出演時に)
斉藤鉄夫「この場で(この日提示した公明党案を)飲まないから連立解消だ!」
高市「私以外が総裁でも同じだったか?」
斉藤鉄夫「誰が総裁でも同じだった」
(10月10日の高市総裁との交渉でのやりとり、斉藤本人も認めている)
NHK記者「小泉進次郎さんが総裁でも結果は同じだったか」
斉藤鉄夫「小泉さんだったら、どうなったかは想定できません」
(10月10日NHK記者のインタビューに対して)
斉藤鉄夫「石破政権だったら離脱なかった」 「(夫婦別姓をめぐり)自由に動いていきたい」
(10月14日朝日新聞のインタビューに対して)
これ以外でも公明党の発言はブレブレ。
なんなら報道向け発表も斉藤鉄夫代表と公明党の発表が違っていて、そこを朝日新聞の今野忍記者に突っ込まれた斉藤鉄夫代表が「私の記憶違いでした」と自分が高市早苗総裁に提示した条件として説明したものと公明党が発表した話とで内容が違ったことについて弁解しています。
連立解消だ!って記者会見まで開いてやっておいて説明していた内容の齟齬を突っ込まれて記憶違いでしたで済ますなんて、やられた方はそれで済ませてくれるとは思えないんですけどね。
ここで取り上げた斉藤鉄夫のブレブレ発言からしても、高市早苗総理誕生を阻止する。
高市早苗を早期に失脚させる。
そこで総裁が替わったらすぐに連立を戻せば良いと、そういう考えだったからこれだけ発言がぶれまくったのではないかとそう考えるのが妥当でしょう。
そしてSNSではすでに公明党が高市潰し、高市憎しで一方的な連立解消の動きを取ったという分析の方が拡散されていると言えます。
これが公明党にとって非常に都合が悪い話なのでしょう。
そこで左翼どもは「高市が公明党を追い出した」という歴史改竄に動いている。
そう考えて良いのではないでしょうか?
さて、嘘つきと言えば元共同通信で自称ジャーナリストのギリギリセーフ後藤謙次がまたも嘘を垂れ流していたようです。
10月18日の報道特集より
後藤謙次:
参議院選挙から石破おろしが始まりましたが、結局、おろすことだけが目的で、その後の戦略戦術っていうのがね、あるいはシナリオ。これが全くないまま突き進んだわけですね。
あの執行部人事を見ると論功行賞というより私から見ると『報復人事』なんです、
石破政権の役員は1人もいない。森山さん達が野党とパイプを繋いでパーシャル連合にしろ法律や予算を通してきた、そういう人的な財産とノウハウを一切継承しようとしないんですね。
とすると行き当たりばったりで行かざるをえないんじゃないかなと。今回は連立まではいいが、そこから先は茨の道、
もう地獄の釜の底が見えるところまで行ってしまうかもわからないですね。
というわけでまさにそのギリギリセーフ後藤謙次の嘘の解説の時に流れた報道特集の映像からスクショしたものを見てもわかるとおりです。
後藤謙次さん全く取材しないで思いついた事を喋ってるだけなんでしょうね。
10月12日のサンデーモーニングではギリギリセーフ後藤謙次は「総裁に決まった直後に国民民主の玉木さんと会ったり、榛葉幹事長と麻生太郎氏があったり、完全に公明党はなきがごとき。(高市は)初手で間違えた」と解説していました。
ですが実態は
10月4日15時 高市候補当選が発表される
10月4日17時半ごろ 高市早苗総裁 連立を組む相手の公明党へあいさつに
(10月4日報道ステーションのXアカウントなどが報じる)
10月5日夜 都内で高市早苗総裁と国民民主党の玉木雄一郎代表が極秘会談
(10月7日に朝日新聞が報じる)
と、後藤謙次の解説が明らかに間違っていたことがはっきりしています。
なんというか「都合の悪い話は全部高市が悪い事に話を書き換えたい」という意識があるのかもしれません。
オールドメディア依存層は騙せても、SNSで簡単に拡散されてすぐに嘘だとバレて共有されてしまう時代なのでオールドメディアと左翼が何十年とやってきた嘘によって事実を書き換える行為なんてのはもうしない方が良い時代になってきているっていうのがわからないのでしょうね。
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年10月日のエントリーより転載させていただきました。