高市政権誕生と連立交渉のグダグダで支持率ブーストがなくなってきた国民民主党

※トップ画像は過去に記念講演に寺島実郎を呼んでいた玉木雄一郎

きょうは高市政権誕生と連立交渉のグダグダで支持率ブーストがなくなってきた国民民主党の記事から。

【「わが党案はバランス取れている」国民・玉木氏、選択的夫婦別姓導入を「公明案も出して」】

国民民主党の玉木雄一郎代表は28日の記者会見で、選択的夫婦別姓制度を導入する必要性を重ねて示した。国民民主が国会に提出した民法改正案を挙げて「バランスが取れている」と自賛し、制度導入を巡る懸念に関して「『戸籍が無くなる』とか『家族制度が崩壊する』とか全く根拠のない批判ももらっている。わが党の法律をみればそうなっていない」と強調した。

同党の民法改正案は戸籍制度の維持を前提とし、子供の姓は婚姻時に戸籍の筆頭者を決め、自動的に筆頭者と同じ姓にする仕組み。玉木氏は「わが党の案は批判も受けたが、バランスの取れた案を出している」と語った。

夫婦別姓を巡る国会内外の議論に触れ、「若干イデオロギー的な論争になってしまっている。困っている人を助ける観点から、どういう道が近道で合理的な合意形成をしやすいか、プラグマティック(実利的)に考えていけばいい」と指摘した。

制度導入を掲げる公明党に対しては、「与党だったときは自分の考えを示しづらかったと思う。(連立政権離脱を受けて)公明も考えをまとめて法案提出して、国会の中でしっかり議論していけばいいと思う」と語った。
(2025/10/28 産経新聞)

連合にコントロールされている国民民主党は高市政権が旧姓使用の法制化を進めようとしているので
それより先に立憲共産党と公明党と手を組んで夫婦別姓法案、親子別氏強制法案を通してしまおうということで動いてきたようです。

高市自民との連立交渉においても、玉木雄一郎は結局の所は立憲民主党と連立を組んで自分が総理になる選択肢を強く狙いながら、自民党と立憲民主党双方からより大きな譲歩を得ようとやっていて自民が維新と組む事で維新に先を越されるということになりました。

国民民主党の榛葉幹事長は立民との連立政権はれいわ新選組や共産党とも組まないと維持できない事、共産やれ新とも調整するとなれば連立を維持していくことはほぼ困難である事などをしつこいほど記者会見で言っていたのですが、玉木雄一郎は自分のスケベ心が自制できず、あっちにブラブラ、こっちにブラブラして結局は決められませんでした。

背景に連合という巨大な組織票と資金源があるため実質的に旧総評系に乗っ取られている連合の意向には逆らえないというところでしょうか。

連合と言ってもUAゼンセンなんかは拉致問題解決など割と保守系の主張もあったりしたのですが、
やはり職務時間中も労組活動している問題が指摘されるなどしてきた旧総評系の労組の方が影響力が強いようで、連合の政策は反日極左イデオロギーにこれでもかと流されています。

それに本当に優秀な人はまず労組の専従になることはありません。

特に昔は仕事で使い物にならないのを押し込めておくところが労組専従だったりする例もありました。

その代表例が鳩山由紀夫の子分として出世した立民のH元議員です。

同期の方で企業の役員をしている方に話を聞いた事がありますが本当に仕事はなにをやらせてもだめで話にならなくて、それなら労組行けと労組に押し込んだとのこと。

およそ優秀とは言えない人ほど、暇と権力を与えるとろくな事をしないものです。

おっと、話が逸れてしまいました。

旧同盟系と旧総評系では自治労や日教組などを抱える後者の方がやはり影響力が大きくなるのは必然のように思います。

結果として連合という組織はトップが誰であれ、結局は日教組や自治労をコアとする旧総評の影響力が非常に強く出てしまう。

ブログ主はそう考えています。

そして玉木雄一郎の連立を巡る動きを見ても、結局の所は連合に怒られるから自民とは組まない。

立民とはなにかしら大義名分が作れたら共に民主党として復帰できる。

そう考えているとしか思えない立ち回りをしてきました。

反日極左が強い影響力を持っている連合が要求している政策への動きの方が早いのも自民党とは連立できないけど、立民、民民、公明の連立政権なら自分が総理になれるし可能。

これが本音のところなのだろうと思います。

玉木雄一郎代表 国民民主HPより


編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年10月29日のエントリーより転載させていただきました。