シャンゼリゼ横の人気レストラン「ブラッスリー・バロシュ」の姉妹店、「メゾン・バロシュ」が誕生。総菜店&ターブルドットのスタイル。
ダヴィッド・バロシュは、惣菜系料理がとっても得意。「メゾン・バロシュ」には、パテやテリーヌやハムなどの基本のシャルキュトリーを筆頭に、サラダ、スープ、惣菜、煮込みなど、多種多様な美味がぎっしり並んでる。ブランケットなどの煮込みも真空パックで用意されていて、ご飯作りたくない時のおうちご飯にぴったり。お肉のタルトやキッシュ、お店の前でぐるぐる回ってるプレロティなどを買い込んで、ピクニックに持っていくのも素敵ね。どれもこれもおいしそうで、選べないよ〜。デルフィヌに、おすすめを勧めてもらう。
店頭に置かれた鉄板でこんがり焼いたクロック・ムシュと、ダヴィッド自慢のパテ・クルートからスタート。バターたっぷりで焼き上げたサクッと香ばしいクロックは、冷たいワインのつまみにぴったり。パテはとても上品で繊細、いくらでも食べられる。
続いて、名物、ペルシュで育った仔豚のソーセージ。クロック同様、店頭の鉄板でジュージュー焼き上げたもの。脂控えめでお肉の味みっしりのソーセージはもちろん、一緒に焼いたノワールムティエのジャガや春野菜のソテーも上出来。ソースの代わりに、自家製のマスタードシードピクルスと、ベトラーヴやニンジンのピクルスで、味変。
香ばしい良い香りに誘われて、横のテーブルもそのまた向こうも、ソーセージ食べてる♪
最後は、キウイ&バジルのパンナコッタ。そして、おいしいフレーヴァーティーとレモン&ケシシードのケークまでいただき、おいしかったー!お腹いっぱい!
今度は、ブランケットドヴォーや豚の煮込み、キッシュやハムをテイクアウトしたいし、自家製ポンシュも飲んでみたい。もちろん、プレ・ロティも食べたい。
こんな惣菜屋&食堂が近所にあったら最高なのにね、と、左岸の食友と、楽しいランチタイム。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2025年5月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。