クリスマスプレゼントは早く買った方が良い

気になるブランドの気になるアクセサリーを広告で見つけたので、実物を見てみようと平日の昼間に六本木にあるお店に寄ってみました。

店内は数名の客しかおらず空いていましたが、実は時間毎に人数制限しており、私はアポ無しだったので何とかギリギリで入店できました。しかし私が探していたアクセサリーは東京の全ての店舗には在庫なしということでした。かなり人気のようです。

取り寄せはできるようですが、購入を前提に先に支払いすることが取り寄せの条件とかなり強気です。ただしサイズとカラーに関しては未使用なら1回だけ交換してもらえるとの説明でした。

実物を見てから購入を決めることができないのは残念ですが、購入前提でしか買えないのですから仕方なく前金で支払って取り寄せをお願いしました。

私が探していたブランドだけではなく、人気のブランドの人気商品になるとどれも既に在庫薄になっているようです。

その理由の1つは株価の上昇です。今年は世界的に株価が大きく上昇して、その恩恵を受けた人たちがラグジュアリー商品の購入に走っています。不動産を持っている人たちも値上がりによる「資産効果」を享受しています。

しかもアクセサリーに使われる金やプラチナも値上がりが続いています。貴金属価格の上昇によって高級アクセサリーの価格改定も頻繁に行われていますから、早いうちに買っておこうとする動きも人気に繋がっています。

多くの有名ブランドはこれからクリスマスシーズンを迎え来店客が増え、品薄になっていきます。特に有名ブランドの人気商品となると品切れになることが珍しくなく、早めに対応した方が良さそうです。

それだけではありません。12月に入るとお店は混雑して、予約しないと入れなくなったり、入れても店内でゆっくり見ることが難しくなります。

また、在庫が減って品薄になれば自分が気に入った色やサイズが手に入りにくくなります。買うなら比較的空いている今のうちです。

クリスマスプレゼントは街がクリスマスムードになる前に早く買った方が良い。ストレスなく生活するためのコツは何でも人の半歩先を歩くことです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年11月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。