NHKから国民を守る党(NHK党)党首の立花孝志被告が、名誉毀損罪で起訴された後、保釈が認められない状況が続く中、党首不在によって党の資金繰りが深刻化していることが明らかになった。立花氏側は債権者に対し「支払不能」を理由に私的整理の手続き開始を通知し、財務危機を公表した。一方、神戸地裁は証拠隠滅などの恐れを理由に保釈を認めておらず、立花氏は刑事事件と財務問題の双方で追い込まれている。このままではNHK党全体の存続にも影響を与える可能性が出てきた。
立花孝志被告、NHK党が私的整理「約5億円以上、党には2億円以上の負債」「反対が多い場合には自己破産に移行」(よろず~ニュース)#Yahooニュースhttps://t.co/4aI5M6j8DR
— 大津あやか (@ayaka_otsu) December 10, 2025
- 立花被告は代理人を通じ、「党首不在で支払いが困難となり、私的整理を開始する」と債権者に通知した。
- 公表文書では、立花氏の資産は約1000万円前後、NHK党は約2000万円前後とし、負債は立花氏に約5億円以上、党に約2億円以上あると説明した。
- 私的整理が成立しない場合、立花氏とNHK党は自己破産に移行するとしている。
- 名誉毀損事件で立花被告は11月28日に保釈を請求したが、神戸地裁は12月2日に却下した。証拠隠滅の恐れなどが理由とみられる。
- 準抗告も8日に棄却され、保釈は依然認められていない。
- 起訴状によれば、立花被告は元兵庫県議・竹内英明氏(故人)について、「取り調べを受けている」「明日逮捕される予定だった」などの虚偽情報を街頭演説やSNSで発信したとされる。
立花孝志被告は、刑事事件で保釈が認められず、身柄拘束が続く中で、個人と党の双方が多額の負債を抱え「支払不能」に陥っていることを公表した。私的整理が不成立となれば自己破産に移行する見通しで、NHK党の活動継続にも大きく影響する可能性が高い。保釈の可否、公判の進行、そして債権者との交渉結果が今後の焦点となり、政治団体としてのNHK党が転換点を迎えていることは間違いない。

立花孝志氏 NHKから国民を守る党HPより






