AI革命で電力が爆増する。米国の切り札は天然ガス火力。日本はどうする?

米国ではAI投資が経済構造を大きく変えつつあり、それは今後10年で日本1国分にも相当する莫大な電力消費を伴うことになると予想されています。この電力を賄う主力は必然的に天然ガス火力発電になります。

米国のエネルギー政策研究の第一人者マーク・ミルズ氏による詳細な分析について、杉山大志研究主幹が伺います。

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マーク・P・ミルズ先生講演資料
杉山大志研究主幹説明資料

【出演】

マーク・P・ミルズ 全米エネルギー分析センター(NCEA)の創設者兼エグゼクティブディレクター
全米エネルギー分析センター(NCEA)の創設者兼エグゼクティブディレクター、テキサス公共政策財団上級研究員、シティ・ジャーナルの寄稿編集者、ノースウェスタン大学工学部教員フェロー、そしてモントローズ・レーンの共同創設パートナーを務めている。彼のオンラインPragerU動画は1000万回以上視聴されている。著書に『クラウド革命:新技術の融合が次なる経済ブームと轟く2020年代を解き放つ』(2021年)がある。過去の著作には『デジタル大聖堂:情報インフラ時代』(2020年)、『ロボット時代の働き方』(2018年)、『底なしの井戸』(2005年)があり、ビル・ゲイツは後者について 「エネルギーを真に解説した唯一の本だ」と評している。ICxテクノロジーズの会長兼CTOを務め、2007年のIPOによる上場を主導。レーガン政権下でホワイトハウス科学技術局に勤務し、それ以前はマイクロプロセッサ・光ファイバー分野の実験物理学者兼開発エンジニアとして複数の特許を取得。カナダ・クイーンズ大学で物理学の学位を取得。

杉山 大志 キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹

地球温暖化問題に関する科学的知見および環境影響評価の現状を調査し、安全保障・経済とのバランスのとれた温暖化対策の在り方を考える、杉山大志氏のYouTubeチャンネル「キヤノングローバル戦略研究所_杉山大志」。チャンネル登録をお願いいたします。