
野田代表SNSより
「民主党政権って、言うほど悪夢だったか?」みたいな主張はいまだ定期的に出現しますし、若い方の中には詳しくご存じない方もおられるかもしれませんね。
でも、今回野合する公明党もかつては(といっても2024年)「悪夢の旧民主党政権 再来許すな」との記事を公開し、「口先だけの公約」「経済無策で政治不況」「方針コロコロ、党内バラバラ」など、同政権の大罪を7つ挙げて厳しく糾弾してたんですよ。

“悪夢”の旧民主党政権 再来許すな | ニュース | 公明党
「公明党」は、<生命・生活・生存>を最大に尊重する人間主義を貫き、人間・人類の幸福追求を目的とする、開かれた国民政党です。
実際に「悪夢の民主党政権」時代を生き抜いてきた者として私が言えるのは、「とにかく、あのような惨劇は二度と繰り返してはならない」ということだけです。
いつも支持者から叩かれますが、あの時代がいかに酷いものであったか、めげずに説明していきますね(過去同様の投稿を複数おこなっていますが、毎回更新改訂しています。今般のバージョンが最新版です)。
個人的に、「悪夢の民主党政権」における大きな問題点は次の3点と考えています。
- 国家運営能力の欠如により、内政上の失敗を数多く引き起こし、国益を損ない続けた。
- 拙劣な外交を繰り返し、日米関係をはじめ、周辺諸国からの信頼を大きく毀損した。
- 総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事や、自分たちに都合が悪い情報を隠蔽する体質によって、国民の政治に対する信頼を失い続けた。
では、それぞれどんなことがあったか振り返っていきましょう。これがわずか3年間で起きた出来事です。はらわたが煮えくり返る覚悟で読み進めてください。
1. 国家運営能力の欠如
- 短期間で首相が代わり(3年3ヵ月で3人)、政策遂行力低下の一因と評された。
- 財源の見込みが甘く、政権交代の際に掲げたマニフェストはほぼ未達成。
- 官僚を敵視して排除し、国家業務の停滞と質低下を招いた。
- 金融政策と財政政策が食い違い、タイミングの悪い増税も重なり、景気や株価は低迷を続けた。民主党政権期間中、有効求人倍率が1.0を上回ることもなかった。
- 歴史的水準まで進んだ円高を放置し、デフレを加速させた。
- 評価者(仕分人)の選定や対象事業選定にも透明性を欠いた「事業仕分け」をデフレ時におこない、必要な公共投資を削減。結果に責任を負わなかった。
- 「消費税増税」と引き換えに「社会保障の抜本改革」を実現すると掲げたが、肝心の社会保障改革は後手に回り、「増税だけ決まって、社会保障の将来像が示されなかった」として国民の不信が高まった。
- 「コンクリートから人へ」という誤った政策により、災害対策を疎かにしたうえ、地域社会を破壊した。
- 「消えた年金問題」を必ず解決すると公約したが、記録照合作業は人海戦術中心で効率が悪く、国民の手間や負担だけが残ったとの批判が噴出。
- 「高速道路無料化」を掲げ、一部試験的に実施したが、財源不足や政策効果への疑問、渋滞の発生などから断念。
- 「所得制限なしで月2万6千円の子ども手当を支給」を看板政策として打ち出したが、財源不足のため結局満額支給が実現しないまま、自公政権時代の児童手当に戻る形となった。
- 口蹄疫への杜撰な対応により宮崎牛を全滅寸前まで追い込み、九州の畜産業に多大な被害を出した。
- 「朝鮮王室儀軌引渡」「尖閣事件の船長釈放」「運用3号通知」「国家公務員採用大幅減」など、閣僚たちが思い付きレベルの意思決定を独断でおこない、結果的に我が国の将来に禍根を残した。
- 難民申請から6カ月たった申請者に対し一律に就労できる運用を始め、申請者数の急増や偽装難民問題の一因となった。
- 法的根拠のない組織を乱立させ、意思決定過程が曖昧になり、指揮命令系統も混乱。
- 法的根拠のない大臣や副大臣を任命したり、個人的な友人を参与に、党職員を内閣官房職員に任命するなど、ルールを無視、公私の別がつかない人事を実施。
- 原発停止、ダム建設中止など、法令根拠や事前協議が必要な決定を手続無視で断行。
2. 外交能力の欠如
- 普天間基地問題が迷走し、沖縄とアメリカの信頼を大きく損なった。
- 鳩山総理が「アジア重視の姿勢を示すため」、来日したオバマ大統領を日本に残したまま、APEC首脳会議出席のためシンガポールに向かう。
- 尖閣沖漁船衝突事件では、中国側の脅迫や報復に屈して船長を早々に釈放、不起訴に。その後の尖閣諸島国有化でも迷走。
- 領空侵犯が頻発するも、実効的な対策をとらず。
- 防衛上特に秘匿することが必要な「防衛秘密」3万件を破棄。
- 韓国に対しては、通貨スワップ協定締結、朝鮮王室儀軌引渡し、慰安婦問題での「知恵を絞っていきたい」発言など、不用意な譲歩を重ねた。
- 韓国の歴代大統領として初めて、竹島へ李明博大統領が上陸。
- 旧ソ連時代を含めて初めて、北方領土へロシア国家元首が上陸。
- 実現に向けた方策が何ら決まっていない状態で、国連気候変動サミットにおいて「CO2の25%削減」を突如国際公約化。
- 実現の見込みも全くないまま、G8の場で、「太陽光パネルを1000万戸に設置する」と突如国際公約をおこなった。
3. 閣僚・所属議員の度重なる不祥事と情報隠蔽体質
- 鳩山総理⇒偽装献金問題、脱税問題、引退撤回、「最低でも県外」「Trust me」「国民の皆様が聞く耳を持たなくなった」
- 菅(直人)総理⇒外国人献金問題、北朝鮮関係団体献金問題、「私は原子力に詳しい」「顔が見たくなければ法案を通せ」
- 野田総理⇒在日韓国人献金問題、脱税企業献金問題、民団選挙協力お礼発言、「政治生命を懸けてこの法案(消費税増税)を必ず通す」「増税は景気に中立だ」
- 小沢元代表⇒政治資金規正法違反容疑で強制起訴(無罪判決)、献金虚偽記載で公設秘書が逮捕(有罪判決)
- 仙谷官房長官⇒尖閣漁船衝突事件、「自衛隊は暴力装置」
- 赤松農水大臣⇒口蹄疫問題、「だから早く殺せって言ってるのに」
- 松本復興担当大臣⇒「知恵を出さないやつは助けない」「書いたらその社は終わりだから」
- 長妻厚労大臣⇒運用3号独断決定、職務停滞
- 蓮舫行政刷新担当大臣⇒事務所費架空計上問題、国会内ファッション雑誌撮影、「2位じゃダメなんでしょうか?」
- 安住財務大臣⇒「1ドル75.63円の時点で介入を指示した」「学校のプールにガソリンを貯蔵できないか」
- 前原外務大臣⇒外国人から政治献金受領
- 岡田外務大臣⇒「核兵器めぐる日米密約は存在した」
- 川端文科大臣⇒事務所費架空計上問題、キャバクラ費用を政治資金で計上
- 鹿野農水大臣⇒対中不正輸出疑惑、機密漏洩疑惑
- 鉢呂経産大臣⇒(記者の一人に、着ていた防災服をなすりつけ)「放射能つけちゃうぞ」「市街地は人っ子一人いない、まさに『死のまち』」
- 一川防衛大臣⇒「安全保障に関しては素人」
- 柳田法務大臣⇒「答弁は二つだけ覚えておけばいい」
- 山岡消費者担当大臣⇒マルチ商法業者からの献金問題
- 岡崎国家公安委員長⇒議員時代、韓国で日本大使館に対する反日抗議デモに参加
- 中井国家公安委員長⇒議員宿舎にホステス連れ込み&カードキー貸与、式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ」とヤジ
- 輿石幹事長⇒「間違った情報ばかり流すなら、電波を止めてしまうぞ」「電波が止まったら、お前らリストラどころか、給料をもらえず全員クビになるんだ」
- 石井選対委員長⇒(知事選で民主党候補を落選させたら)「民主党政権は長崎に対し、それなりの姿勢を示す」
- 小林議員⇒違法献金問題で選対委員長が逮捕、選対幹部が公職選挙法違反で有罪
- 土肥議員⇒竹島領有権放棄を日本側に求める「日韓共同宣言」に署名
- 横峯議員⇒賭けゴルフ、女性暴行、恐喝事件への関与
- 松崎議員⇒(自衛隊員を恫喝して)「俺を誰だかわかっているのか!?」
- 緒方議員⇒「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」
- 太田議員⇒「そうでしたっけ? フフフ」
- 原発事故対応(SPEEDIの公開遅延、米実測値の非公表、議事録不作成など)、尖閣ビデオ、北朝鮮ミサイル発射への対応、温暖化対策の家計負担、年金改革の財政試算 など、自分たちに都合が悪い情報は隠蔽し、政府への深刻な不信感を招いた。
- 総理-閣僚間で見解の方向性や意見の不一致が常態化。それらも含め、自民党で同様の事態があれば野党のみならずマスコミも総出で吊し上げられる事態となるが、マスコミも概ね民主党に好意的な報道姿勢。
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そんなに民主党時代が良かったなら、下野以降何度でも政権を取り戻すチャンスはあったはず。なのにただ一度もそうなっていないということは、それが民意ということです。私はあんな地獄のような時代は二度と御免です。
公明党は、果たしてこんな相手と野合してうまくやっていけるんでしょうか。思想も信念もない、選挙互助会にしか見えないのですが。

(編集部より)この記事は、新田 龍@nittaryoのポストを、許可をいただいた上で転載いたしました。






