大阪市港区で2025年7月に発生した傷害事件が、2026年2月に報道をきっかけに広く注目を集めている。政治団体とは無関係の一般人が、服装だけを理由に支持者と誤認され暴行を受けたとされ、大きな議論を呼んでいる。
- 事件は2025年7月27日午後、大阪市港区の参政党イベント会場付近で発生。現場付近を歩いていた一般男性が、オレンジ色の帽子を着用していたことから参政党支持者と誤認されたとみられる。
- 男性は参政党の党員・関係者ではなく無関係の通行人だったと証言し「完全な勘違いだった」「人生で経験したことのない絡まれ方だった」と話している。
- 加害側は「しばき隊」を名乗る複数の男らとされ「お前は参政党員なのか」「何を教えてもらった」などと詰問し、進路を塞いだうえ押し倒すなどの暴行を加えた。
- 被害男性は肋骨2本骨折の重傷で全治約2か月の診断。本人が撮影した動画の音声がテレビ報道で公開された。
- 事件当時は参院選投開票から約1週間後で、近くで政治イベントが行われていたタイミングだった。
- 男性は被害届を提出し、大阪府警が傷害事件として捜査中。現時点で逮捕や容疑者特定の公式発表はない。
- 報道はMBS・TBS系列を中心に広がり、ポータルサイトやネットニュースでも拡散した。
- しばき隊は過去に反差別活動を掲げたグループとして知られるが、2014年頃に解散を宣言したとされる一方、名乗る人物や類似グループの存在が指摘されている。
- SNSでは事件報道を契機に急速に拡散し、服装のみで政治的立場を決めつけ暴行した点への批判が多数を占めた。
- 「暴力行為」「テロに近い」「逮捕すべき」といった厳しい非難が多く、過去の政治演説妨害問題と結び付ける投稿も見られた。
- 一部では加害者の真偽や背景を慎重に見るべきとの意見もあったが少数にとどまっている。
- 「しばき隊」は正式名称「レイシストをしばき隊」として2013年2月に結成され、同年9月に解散したとされる反差別・反ヘイトスピーチの活動集団。右派デモへのカウンター活動を起源とされている。
- 当初は非暴力を掲げたが、現場での押し合いや威圧行為などのトラブルが相次ぎ、活動のあり方が問題化。その後、後継団体を称する人物や類似グループの活動なども散見され、街頭演説への抗議活動や政治イベント周辺でのトラブルを起こしている。
- 2013年以降、デモなどへのカウンター活動で囲み行為や押し倒しなどの実力行使が発生した。
- 2014年の大学院生リンチ事件では複数人による暴行が認定され、裁判で有罪判決と賠償命令が出された。この事件は活動全体の評価を巡る大きな論争となった。
- 2010年代後半以降は選挙期間中の街頭演説への乱入や大音量抗議などが問題視され、政治活動の妨害との批判が出ている。
- 2026年の衆院選でも自民党を中心にした保守政党の候補者への妨害活動が問題視されていた。
しばき隊について
立憲民主党の報告書等によると
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また菅野完氏がしばき隊を扇動している動画も確認されています。
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服装だけで政治的立場を誤認し暴力に至ったとされる今回の事件は、選挙後の社会的対立の激しさとネット時代の拡散力を同時に示した形となった。警察の捜査結果と事実関係の確定が、今後の議論の焦点となる。






