JALでバリ島に行くのにラウンジは大韓航空という不思議

内藤 忍

インドネシアのバリ島に不動産視察で出かけています。バリ島に行くのは30年ぶりくらいですが、フライトは前回と同じガルーダインドネシア航空です。

ガルーダインドネシア航空のフライトはJALのサイトから予約することができます。

今回利用するフライトも便名は「JL」ですが運営はガルーダインドネシア航空でした。機内サービスは完全にガルーダですがJALのマイルが付与されています。

ガルーダインドネシア航空はデルタ航空、エールフランス、大韓航空などと同じスカイチームグループで、ワンワールドアライアンスのJALとは違う航空会社アライアンスに所属しています。

違うグループなのに不思議だなと思って調べてみると2社が航空会社アライアンスの枠を超えて特別な関係を結んでいることを知りました。

JALが東アジアのネットワークが弱かったことから提携しているようです。ガルーダインドネシア航空にとっても日本市場にアクセスできるメリットがあり双方の利害が一致しています。

しかし、そんな大人の事情のせいで今回の予約ではややこしい事態が発生しました。

成田空港のガルーダインドネシア航空のカウンターでJAL便のチェックインすると、ビジネスクラスラウンジとして大韓航空のラウンジが指定されました。これはガルーダインドネシア航空と同じスカイチームだからのようです。

ターミナル1にあった大韓航空のビジネスクラスラウンジは残念ながら、サービスレベルはイマイチでもう一度利用したいと思えないレベルでした。

ドリンクはスパークリングワインもありませんし、フードはスナックとサンドイッチ、それにチーズにおにぎりやおいなりさんと貧弱でした。

隣の国の航空会社ですから、距離の関係からあまりラウンジには力を入れていないのかもしれません。フードコーナーに並んだ辛ラーメンのカップヌードルが悲しい感じを醸し出していました(写真)。

ちなみに成田空港ではプライオリティーパスというクレジットカードに付帯したカードが使えるラウンジが複数あります。こちらは有料で解放されているものですがプライオリティーパスで無料利用可能です。

大韓航空のラウンジよりプライオリティーパスのラウンジを使えばよかったと後悔しました。

大韓航空に限らず航空会社のビジネスクラスラウンジのクオリティーは年々低下しているところがほとんどです。

以前は海外旅行に出かける前の楽しみの1つでしたが、今やワクワク感を感じる事はあまりありません。

自分の好みも変われば、サービスの内容も変わる。旅の楽しみ方が時代とともに変化していくことを感じました。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年2月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。