箱根の他のエリアにはない圧倒的なリゾート価値

内藤 忍

2拠点生活のために自宅とは別のもう一つの拠点を探しており、東京近郊エリアにある居住用物件をあれこれ視察しています。

今回は日帰りで不動産会社に紹介された箱根の物件を見に行ってきました。

東京近郊には魅力的な温泉地やリゾート地がたくさん存在しますがその中で箱根はやはり別格の存在といえます。

最大の強みは東京からのアクセスの良さです。車でも2時間足らず、ロマンスカーなら1時間強で箱根湯本まで到着することができます。

にも関わらず足を踏み入れた瞬間にしっとりとした日本の風情を感じる別世界へ没入できる。この非日常感は同じようにアクセスの良い熱海などにはない魅力といえます。

また箱根湯本から箱根登山鉄道に沿って展開される温泉宿は昔からの老舗に加え新しい高級旅館が次々と開業しています。会員制高級宿泊施設も営業していました。

宮ノ下にある箱根のシンボル的な存在である箱根富士屋ホテルもリノベーションされ以前よりグレードアップされていました。

箱根は単なる温泉旅館の集まる街ではありません。大涌谷まで足を伸ばせばダイナミックな火山活動を体感できますし、芦ノ湖の水辺の光景も楽しめます。たくさんの美術館もあり、観光客の様々なニーズに対応できるインフラが充実しています。

温泉の泉質もマイルドで癖がなく、長時間入っていても飽きることがありません。

前回出かけた伊豆半島も良いですが、アクセスに時間がかかるのが難点です。またリゾート地としての重層感は箱根が圧倒的だと感じました。

今回現地を視察した別荘地として販売されている物件は、築年数が40年を超えるような古い建物でしたがそれでもかなりの高値がついていました。

リノベーションのコストも考慮すると1億円近くになり簡単には手が出せないレベルです。築年数の浅い物件や眺めの良い物件になれば、さらに価格は高くなります。

リゾートとしての圧倒的な価値がある箱根は物件価格も圧倒的でした。

でもここまでの物件価格になると別荘を購入するより毎回気に入った高級温泉宿に出かけたほうが満足度が高いのではないかと思ってしまいました。

gyro/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年6月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

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