黒坂岳央です。
多くの人は相手からなめられた時、マウントを取られた時に「その言い方は失礼です!」「あなたにそんなことを言われる筋合いはありません」「いや、それは違います」といった反論で撃退を試みがちだ。
話が通じる相手なら平和的に話し合いで解決するべきだが、そもそもマウントを取ってくるようなバカに話は通じない。こちらが怒って言い返せばますます相手は喜んで攻めてくる。
日常的に記事や動画ごしになめられている筆者がやっている「一撃必殺」を言語化したい。ちなみにネットでもリアルでも使えるワザだ。

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「無言」が最強
結論から言えば「無言」である。これまで自分が「無言」で対応できなかった相手は一人たりともいない。
たとえば、相手が被せ気味に感情的にまくしたててきたとする。ここでこちらも負けじと、「いや、だから!」「それは違うでしょう!」と応酬すると当然、相手はさらにヒートアップする。「自分が攻撃された」と認識した相手はさらに強い言葉を返してくるだろう。こうなると会話ではなく、原始的な殴り合いと変わらない。
話し合いが成立しないと思ったら「無言」でいい。相手が話している間は何も言わず、じっと黙ったままである。「お!?言い返せないのか」こうやって挑発されても、それでも無言でいい。好きに言わせる。一言も喋らないでいいのだ。
こうすると最初は「はい論破!」みたいに威勢の良いことを言う相手も、段々勢いがなくなっていく。
人間は一方的に話し続けることはできない。相手は必ず、こちらが反応することを前提に話しているからだ。ところが何を言ってもこちらが反応しないと、攻撃の「手応え」がなくなる。そして1分、2分と話し続けるうちに、やがて相手のほうが疲れて止まるのだ。
ちょっと攻めた記事を書いたり、Yahooニュースや影響力のあるメディアに動画が出ると必ず、悪口を言ってくる人がいる。だが何を言われても一切反応をしない。これまで3日間以上持った人間は一人もいないので、どんな相手にも効く最強の必殺技と断言する。
「そんなことをしたら相手が勝ったようで悔しい」と思う必要はない。勝手に脳内勝利させておけばいい。そして相手は「勝った」と口では言っているが内心では「相手を動かせなかった」という敗北感に満ちているものだ。
質問という攻撃
沈黙は最強すぎる必殺技だが、どうしても使えない場面が存在する。筆者には上司や勤務先はないので付き合う相手を選べるが、そうではなくバカの対応に困っている人もいるだろう。
そこでもう一つ、とても使いやすいのが「質問」である。相手がこちらをバカにすることをいってきたりする。
「お前は本当に仕事ができないな」「普通はそんなことしないでしょ」「そんな考え方だからダメなんだよ」こういった言葉で攻撃してきた場合はどうすればいいだろう。ここで熱く反論したら「責める側、責められる側」という上下関係が固定してしまうので、相手は喜んでドンドンバカにしてくる。
そこで、質問をする。これで勝てる。「どういう仕事だといいですか?」「普通って、具体的にどういう意味?」「なんでですか?」などと質問して具体的に説明させるのだ。
これをすれば90%くらいの相手が勝手に負ける。なぜならこちらを嬉々として攻撃するようなバカは、自分を棚に上げて相手を攻撃するタイプが多いからだ。
相手はこちらをバカにしてくるのだから、質問をすることでその根拠を説明する義務が発生する。当然、バカには論理的な思考力はないのですぐに口を閉じる。
「すぐ答えない」も強い
リアルの場で逃げようがない、無理をいってくるバカにはどう対応すればいいか?これは「回答日をずらす」というワザが使える。
バカはリアルタイムでのやり取りを求めて来ている。こういうときは慌てて答える必要はない。「確認して後日回答します」これでいい。
これは逃げではなく、相手が求めるリアルタイム性を破壊する攻撃になる。相手のペースに乗せられると、人間は判断を誤りやすい。バカなやつほど、こちらの感情を刺激し、焦らせたり怒らせてペースに乗せようとしてくる。
だから時間を置かず、その場で答えない。さらにいいのが「チャットかメールで返します」とテキスト媒体での回答である。口語ではなく、記録に残るので相手も迂闊なことは言えくなる。バカにする難易度が飛躍的に高まる上に日数を空けられて興奮状態も収まっているので、攻撃はすぐ止むのだ。
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バカに負けない強い人、と聞くと強面だったり、口喧嘩が強いというイメージがある。だがバカにはむしろ勝とうとしない方がいい。コスト度外視でプライド100%で攻撃を仕掛けられたら対応コストも高くなるし、そもそも話し合いなど通じない。
強い人というのは「相手に攻撃させなくするのが上手い人」だと思っている。無言で対応したり、質問をして相手に説明させる。または日数を置いたりテキスト化することで相手に攻撃の手を強制的に止める技術が効く。
著書、なめてくるバカを黙らせる技術 (アルファポリス)ではこうしたバカとの戦い方を書いている。よければ、ぜひ参考にしてもらいたい。
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