「民主」票の按分、また繰り返すのか?略称は筋を通してきた国民民主に譲るべき

「按分」という仕組みをご存じでしょうか。

比例代表の投票で、どちらの政党にも読める名前が書かれた票は、無効にはなりません。該当しうる政党の得票数に応じて、比率で機械的に割り振られます。

たとえば過去の衆院選では、立憲民主党と国民民主党がともに略称「民主党」を届け出たため、「民主党」と書かれた票が両党に按分されることになりました。

有権者が本当はどちらに入れたかったのか。それは、誰にもわかりません。

今回の「民主改革の会」の略称は「民主」です。国民民主党も、党名に「民主」を掲げています。

次の衆院選で有権者が「民主」とだけ書けば、また同じことが起こる可能性があります。

一票の重みを、制度の側で薄めてしまう。これが泥沼の按分です。

民主改革の会 小川淳也代表Xより

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国民民主党は、合流や再編の波の中でも党名を変えず、独自路線を続けてきました。政策面での評価は人それぞれでも、看板を守ってきたという一点では筋が通っています。

一方で、中道改革連合の結成から離党、新党設立まで、この間に看板を掛け替えて続けてきました。

譲るなら、どちらが譲るのが自然か。答えはおのずと見えてくるように思います。

新党として再出発するのであれば、なおさら独自の略称で勝負した方が、有権者にとっても本人たちにとっても分かりやすいはずです。

「民主」で紛らわしさを残すより、新しい名前で存在感を示す。その方が、新党らしいのではないでしょうか。

略称をめぐる按分の泥沼は、もう終わりにしてほしいものです。


編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2026年9月24日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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