脳科学者の中野信子さんが、10月15日放送の情報番組『ニュースto』(日本テレビ系)で、政治家の夜の人脈づくりを「性接待」と結びつける発言をし、波紋を広げています。

中野信子さん(Instagram)
政治家の夜の会合を女は利用できない
番組は、簗和生前農相の辞任問題を取り上げ、高市早苗首相の組閣について議論していました。中野氏は、高市氏が友人の少なさを指摘されることに触れ、男性だったら事情が違ったのではないかと問題提起しました。
そのうえで、政治家は夜の交流を通じて人脈を広げ、人材を見つけることがあると説明しました。女性はその場を利用できないと述べ、その理由を「ほぼ性接待みたいなところがあるから」と表現したのです。
これに対し、MCの黒木千晶アナウンサーは即座に「そういうことはないと思います」と応じました。中野氏は「ないと思うけど…」と続け、共演した峯村健司氏も性差とは別の問題だと指摘しました。
ちょっと飛躍があるのでは…
女性が参加しにくい非公式な交流の場があることは事実でしょうが、会食と性接待を一括りにするのは疑問です。今回の発言では、どのような会合を指し、何を根拠にそう評価したのかが明確ではありません。
高市首相の人事を検証するなら、問うべきは候補者の資質をどう見極め、問題を事前に把握できたかです。「女性だから人脈を築けない」という説明だけでは、任命責任の検証にはなりません。
政治家に説明責任を求めるテレビの論客にも、強い言葉を使う根拠が求められます。今回の一件は、政治の人脈だけでなく、情報番組のコメントの質も問いかけています。







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