なぜロレックスの「アンティーク」を買わないのか?

内藤 忍

六本木ヒルズのロレックスの路面店を通りかかると、時々長い行列ができているのを目にします。どのような仕組みで商品が割り当てられているのかは分かりませんが、定価で新品のロレックスを購入したい人たちが熱心に並んでいるようです。

私もロレックスを7本持っていますが行列に並んで新品を買ったことはありません。私が選ぶのはすべてアンティークのロレックスです。

アンティークというのは、商品番号が4桁や5桁の現在は製造されていない古いロレックスです。現行品は6桁になっているので番号で区別をすることが可能です。

「アンティーク=単なる中古品」と捉える方もいるかもしれません。

しかし、買った瞬間に「中古」になってしまい使うと価値が下がりやすい新品とは異なり、歴史を重ねたアンティークは使ったからといって価値が落ちることはありません。

むしろ、今後これ以上生産本数が増えないため希少価値が高く、将来的な値上がりも十分に期待できます。

さらに、一本ごとに異なる経年変化の味わいを楽しめるのも魅力ですし、何よりそのレトロなデザインが現行品よりも圧倒的に格好良いのです。

先日も、私が主催する投資家コミュニティ資産設計実践会メンバーとイタリアンレストランでアンティークロレックスを鑑賞しながら食事を楽しむ特別な会を開催しました。

当日は150万円ほどの手頃なモデルから、最高で1280万円という希少な逸品まで、さまざまな時計を紹介してもらいました(写真はその一例)。

実際に手に取ってその美しさを確かめ、気に入った方はその場で購入。購入した人もしなかった人も盛り上がる楽しい時間となりました。

アンティークには偽物を掴まされたり、状態の悪い粗悪品を買わされたりするリスクが存在します。

それを避けるためには知識と実績を持った信頼できる業者とお付き合いすることが必須です。

インフレをプロテクトする実物資産として、そして人生を彩る嗜好品として私はこれからも自分が気に入ったアンティークロレックスをコツコツと集めていきます。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年10月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

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