長女の受験料を振り込みました。4万円近い金額に、思わず「物価高か…!」と声が出ました。
長女の大学受験(総合型入試)の受験料をえいやっと振り込む。昔は受験料といえば3万円って相場感でしたが、今は4万円に近い。これも物価高の影響かっ…!(美大というのが大きそうだけど)
なんとか年内入試で合格してくれーーっっ🙏🈴🙏
— おときた駿 / 元参議院議員、しゃほさげフェニックス (@otokita) November 1, 2026
とはいえ、本当に物価高のせいなのか。気になって調べてみると、なかなか面白い変遷がありました。
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文部科学省の資料によると、私立大学の検定料(受験料)の平均は、1975年度に9,647円でした。 mext
それが1985年度には22,854円、1995年度には32,645円。わずか20年で3倍以上です。 mext
ところが、ここでピタッと止まります。2004年度の平均は32,800円で、10年前とほぼ同じ水準でした。 mext
私たち親世代の「受験料は3万円ちょっと」という相場感は、この時期に固まったものです。
現在も、私立大学の受験料(医歯学部等を除く)は30,000円から35,000円が多く、国公立大学の2次試験は17,000円、大学入学共通テストは3教科以上で18,000円となっています。 jili
つまり私大の受験料は、30年近くほとんど据え置かれてきたわけです。
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では、物価はどうだったか。
関東地方の消費者物価は1995年から2020年までで3%の上昇にとどまっていました。デフレの30年です。 city
それが2025年平均の総合指数は2020年を100として111.9。ここ5年で一気に1割以上上がりました。 stat
1995年の3.3万円を、この物価上昇でざっくりスライドさせると約3.8万円。
「4万円近い」は、物価高で跳ね上がったというより、30年凍結されていた相場がようやく物価に追いついた。そう見るほうが実態に近いのかもしれません。
大学側も楽ではありません。
私立大学協会の研究所は、物価や施設費の急上昇と人件費の増大で大学財政が圧迫され、私立大学では学納金の値上げが課題になっていると指摘しています。国立でも標準額を上回る学費に改定する大学が相次いでいます。 shidaikyoobunsha
美大の場合は、実技試験や作品審査で教員が一人ひとりの作品を見るため、学科試験中心の学部より高めになりやすいのだと思います。
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一方、家計からすると、受験料は「1校あたり」の話では終わりません。
東京私大教連の調査では、受験料・交通費・宿泊費を合わせた受験費用は、自宅外通学者で平均273,800円にのぼります。 jili
一般選抜で何校も併願すれば、受験料だけで十数万円は珍しくありません。
その点、専願が多い総合型選抜は1校勝負。1回あたりは高くても、トータルでは安く済むこともあります。
落ちなければ、ですが。
というわけで、親としてはもう祈るのみです。なんとか年内で決まってくれーーっっ。

早稲田大学HPより(あくまで大学受験のイメージです:編集部)
編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2026年11月2日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。







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