脱原発で解散せよ

2011年07月01日 10:03

菅首相が辞任の目途について、第2次補正予算、公債特例法案、再生エネルギー促進法案の成立をあげ、辞任3条件を明らかにした。その一方で自民党の浜田参院議員を政務官に起用、自民党に揺さぶりをかけた。

菅首相は辞任表明以降、表情に余裕が見える。おどおどして、自信なさげな表情が消えた。彼の心中を推し量るべくもないが、再生エネルギー法案などとけちなことを条件にするのではなく、正々堂々と脱原発法案を掲げ、与野党とも賛成するなら辞任、賛成しないなら、衆院を解散するくらいの博打に打って出たらどうか。


かつて小泉首相は郵政民営化是か非かで解散、総選挙で圧勝した。いま脱原発是か非かで選挙に訴えれば圧勝する可能性はある。脱原発政党をただちに立ち上げ、賛同する議員を招集する。脱原発を掲げる社民党は解散、新たな政党に吸収する。民主党も自民党も一部は合流するだろう。

民主党のマニフェストなどいまやずたずたである。ぼろぼろの公約を掲げて民主党が次の総選挙で勝てるはずがない。

脱原発、再生エネルギーで日本を復興、再生する。こんなスローガンを掲げ、良識ある候補者を公募する。

ドイツで脱原発の緑の党が福島事故後、地方選挙で圧勝した。イタリアでも国民投票で94%の人が脱原発に賛成した。日本版緑の党を結成、総選挙に打って出たらおもしろい結果が出るに違いない。

震災対策も原発対策もそっちのけで党利党略に走る政治家に国民はうんざりしている。国民の生活が第一などといいながら、国民そっちのけで足の引っ張り合いをしている民主党などもうゴメンだ。

市民運動出身の菅直人なら、国民のこの動きに敏感なはずである。もちろん税財政と社会保障の一体改革は大事である。だが、脱原発を決めないと今後の改革の方向は見えてこない。脱原発を決めないと今後の成長戦略も見えてこない。被災地の復興に自然エネルギーをふんだんに取りこむ復興対策もままならない。

脱原発政党が誕生すれば、あれこれ智恵を貸す知識人もたくさんいるはずだ。それも決断できない菅直人なら即首相を辞任してもらいたい。

アゴラの最新ニュース情報を、いいねしてチェックしよう!

アクセスランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

過去の記事

ページの先頭に戻る↑