仕事も投資も「集中から分散へ」が、毎日の安心をもたらす --- 内藤 忍

2013年09月09日 12:06

資産運用における最大のリスク管理の方法は分散です。資産を1つに集中させるのではなく、値動きの異なる資産にアセットアロケーションすることによって、資産全体の値動きをマイルドにしてバランスさせることができるのです。

この分散という考え方は、仕事にも当てはまるのではないかと思っています。


今や、一流企業、大手企業と言われる会社で仕事をしていても、安泰とは言えない時代になりました。会社自体が想定外の環境変化に巻き込まれ、苦境に陥る場合もあります。また、自分がずっと続けてきた仕事の付加価値が時代と共に消えていき、気が付けば会社における存在価値が低下してしまうリスクもあります。

そこで、仕事についても分散を考えることが大切になってくると思うのです。

会社で仕事をしている人は、もし自分の会社が明日から無くなったら?

と考えてみる。勤務先にすべてのリスクを集中させるのではなく、別の収入源を持たないリスクが見えてくるはずです。副業を禁止する会社もあると思いますが、お金の問題ではなく、会社意外に自分の存在価値を見いだせない状態になっていることが問題なのです。

自営で仕事をしている人であれば、尚更です。1つの仕事にこだわって、その仕事が衰退してしまうリスクはどんな仕事にも存在します。予想がつかない変化に対応するには、分散という方法しかないのです。

私自身、仕事はなるべく分散させて、20個くらいの収入源をバランス良く持てたら良いと思っています。

収入源は、自分で稼ぐ方法とお金に稼いでもらう方法の2つがあります。自分で稼ぐ方法は、株式会社での仕事と一般社団法人での仕事に分かれます。そしてそれぞれの組織で、いくつかの仕事を並行してやっていくようにしています。

お金に稼いでもらう方法もいくつかに分かれています。株式や投信などの金融資産や、海外不動産やワインにも投資していますが、それ以外にも映画製作への出資、友人の経営する複数のレストランへの投資、友人が立ち上げた会社への投資などなど……。複数の投資先に資産を分散させています。うまくいくものも、うまくいかないものもありますが、全体として成果が出る形になっていれば良いのです。

このように、仕事も分散、投資も分散と分散を徹底させることで、お金に関する振れ幅をできるだけ小さくできれば、お金に振り回される生活をしなくて良くなります。自分のやりたいことに集中して取り組める環境を手に入れることができるのです。

お金のことばかり考えているのではなく、お金から安心をもらい、本来やるべきことに時間を使うことができる。

そんな生活を実現するためには、「集中から分散へ」という発想が、仕事でも投資でも大切なのです。

編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2013年9月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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