朝鮮人は「抗日戦争」で中国を侵略した

2014年07月13日 02:17

BLOGOSの上半期の「支持数ランキング」ベスト10に私の記事が3本も入り、そのうち2本が日本は韓国を侵略していないという自明の話であることは、ちょっと考えさせられる。学校で、こういう歴史をちゃんと教えていないのだろう。


第二次大戦当時の朝鮮半島は日本の領土だったので、自国を侵略することはできない。これを知らない人は意外に多いが、驚いたことに、中国の習近平国家主席もその一人だ。彼は韓国の朴槿恵大統領との首脳会談で「来年は抗日戦争勝利の70周年」とのべて共同記念行事を提案したらしいが、韓国は回答を保留している。それはそうだろう。韓国は「抗日戦争」で中国を侵略した側だったからだ。

「慰安婦」をめぐるバカバカしい騒動も、この錯覚に端を発している。その一例が、NYタイムズの次のような記事だ。

Prime Minister Shinzo Abe of Japan visited a contentious Tokyo war shrine early on Thursday, provoking swift condemnation from China and South Korea, both victims of Japan’s wartime aggression.

ここでは中国と韓国が「日本の侵略の犠牲者」として併記されているが、これは明白な誤りだ。これを書いた田淵広子記者と(いまだに訂正しない)NYTの東京支局は、歴史への無知をさらしている。朝鮮は戦場ではなかったので、日本軍が慰安婦を「強制連行」するなどということもありえないのだ。

延べ24万人の朝鮮人兵士が志願して戦争におもむき、「抗日戦争」で中国を侵略した。韓国はこの「黒歴史」を封印したいのだろうが、皮肉なことに習近平がそれを思い出させる結果になった。ぜひ中韓共同で70周年記念行事をやって、正しい歴史を記憶してほしいものだ。

追記:朝鮮人兵士の数字が間違っていたので訂正した。

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池田 信夫
アゴラ研究所所長 青山学院大学非常勤講師 学術博士(慶應義塾大学)

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