マッチポンプで朴裕河事件を利用する上野千鶴子氏

2015年11月26日 21:39


『帝国の慰安婦』の著者、朴裕河氏が「慰安婦が日本軍に連行された事実はない」と書いたことが元慰安婦の「名誉毀損」だとして、ソウル東部地検に起訴された。これに上野千鶴子氏など54人が、韓国で言論の自由を求める「抗議声明」を出したのには驚いた。

上の動画は、2013年に橋下徹氏が慰安婦について発言したとき、上野氏が「抗議集会」で行なった発言だ。「日本軍は慰安婦を奴隷にした」などと韓国側の主張をなぞり、橋下氏を激しく攻撃している。さらに先月は「慰安婦被害者に謝罪・賠償を」という1500人の共同声明を出した。

こうして上野氏などが「性奴隷」についてデマを流し続けたことが日韓関係をめちゃくちゃにし、今回のような事件の原因になったのだ。慰安婦デマに火をつけた加害者が、それを根拠に言論弾圧を行なう韓国に抗議するマッチポンプには、あきれるしかない。

上野氏の「慰安婦は日本軍の性犯罪だ」という主張は、韓国の検察と同じである。それが正しいなら、朴氏の「慰安婦は賃金をもらって働いた管理売春だった」という主張は誤りだ。上野氏は韓国に抗議する前に自分の歴史認識を明らかにし、今まで垂れ流したデマを撤回して謝罪すべきだ。

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池田 信夫
アゴラ研究所所長 SBI大学院大学客員教授 学術博士(慶應義塾大学)

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