メディア政策参考図書 新20冊 --- 中村 伊知哉

2015年12月31日 13:30

2012年11月に「メディア政策参考図書100選」を発表しました。
議論のうえ、メディア政策系の学生が読むべき書籍リスト100冊を挙げたものです。
http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2012/11/1002012.html

それから3年がたちました。
メディア、IT、コンテンツの分野も変わりました。
そこで、100冊に追加する20冊を選んでみました。
3年前の100冊が色褪せることはありません。なので、新20冊の追加、とします。
紹介します。

1 知はいかにして再発明されたか
 イアン・マクニーリー/ライザ・ウルヴァートン著。
「何を」より「どう」が難しいことを描く。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2012/04/blog-post_19.html

2 ストリートの思想
 毛利嘉孝著。
 反韓流や反原発デモに見られるストリート感の背景を文化研究の文脈で描く。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2012/10/blog-post_29.html

3 情報社会と共同規制
 生貝直人著。
 自主規制と公的関与という情報政策の主流となった枠組を概説。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/01/blog-post.html

4 少女時代と日本の音楽生態系
 三浦文夫著。
 電通から大学に転じたradiko生みの親が綴る音楽文化産業論。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/02/blog-post_28.html

5 ビッグデータがビジネスを変える
 稲田修一著。
 総務省から東大に移った大先輩が描く指針。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html

6 イノベーションオブライフ
 クレイトン・M・クリステンセン、ジェームス・アルワース、カレン・ディロン著。
 ハーバード・ビジネススクールの看板教授による最終講義。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/06/blog-post_17.html

7 機械との競争
 エリック・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー著。
 MITビジネススクール「Sloan」の教授たちによる情報経済論。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/05/blog-post_6639.html

8 パブリック
 ジェフ・ジャービス著。
 パブリックとプライベートの概念がネットで破壊され再構築されるという分析。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/07/p2p.html

9 空気の構造
 池田信夫著。
 日本の政治と企業の「失敗の本質」をさぐる。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/09/blog-post_23.html
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/09/blog-post_26.html

10 日本人が好きすぎる中国人女子
 櫻井孝昌著。
 24カ国110都市を回ってクールを発信し続け逝った著者の国内向けメッセージ。
 
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/10/blog-post_7.html
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/10/blog-post_10.html

11 情報覇権と帝国日本
 有山輝雄著。
 開国から欧州への依存、通信覇権主義への参加、壮絶な挫折までを膨大な資料をもとに描く。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2014/05/blog-post_26.html

12 メディアの発生
 加藤秀俊著。
 聖職者、遊女、旅人らを「メディア」として日本各地を探訪するフィールドワークの集大成
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2014/06/blog-post.html

13 第5の権力
 エリック・シュミット/ジャレッド・コーエン著。
 五番目の権力たるネットがもたらす国家、革命、戦争の未来を展望。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2014/08/blog-post_18.html

14 ビッグの終焉
 ニコ・メレ著。
 個人が情報を直接発信する一方、「さらに大きなもの」が産み落とされるパラドクスを提示。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2014/08/blog-post_18.html

15 クリエイティブ都市論
 リチャード・フロリダ著。
 人生で意味を持つものは「何を」「だれと」行うかに加え「どこで」=居住地が重要。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2015/01/blog-post_12.html

16 誰が知を独占するのか
 福井健策著。
 デジタルアーカイブの意味と、しのぎを削る欧米の戦略、そして日本の採るべき道。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2015/03/blog-post_30.html

17 アーカイブ立国宣言
 福井健策・吉見俊哉監修。
 マンガ、アニメ、ゲーム、テレビ、脚本、音楽、書籍などの事例・課題・対策。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2015/04/blog-post_13.html

18 クラウドからAIへ
 小林雅一著。
 クラウド・コンピューティングの次はビッグデータよりAI技術と早くから喝破した著。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2015/10/ai.html

19 クール・ジャパン!?
 鴻上尚史著。
 10年間、NHKクールジャパンを率いる著者が描くクールジャパンの全体像。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2015/11/blog-post_16.html

20 未来のイノベーターはどう育つのか
 トニー・ワグナー著。
 イノベーター150人にインタビューし、親の教育方針と大学の果たす役割を説く。
 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2015/11/blog-post_9.html


編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2015年12月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。

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