小さな積み重ねが1年経つと大きな変化につながる --- 内藤 忍

アゴラ

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2015年も本日あと一日で終わりです。毎日に生活には、変化が無いように感じるものですが、1年経ってみると小さな積み重ねが、大きな変化になっていることを実感したりします。

手前味噌になってしまいますが、毎週金曜日に配信している、「資産デザイン研究所メール」の登録者数は現時点で21,140名となっています。昨年末が11,500名前後でしたから、1年で新たに1万人の読者の方にご登録頂いたことになります。登録頂いた全ての皆さまに心からお礼を申し上げます。

以前にも書いたことがありますが、資産デザイン研究所メールは、マネックス証券が毎日配信しているメールマガジン「マネックスメール」をリスペクトして制作しています。マネックスメールは今や、日本で最多配信数を誇る日刊の金融メディアですが、最初に配信開始したのは1999年の夏です。当時、メールマガジンというアイディアを出し、マネックス社内で創刊号からしばらくの間の制作の責任を持っていたのは、私だったのです。

資産デザイン研究所メールは、毎週すべての記事を私が制作していますが、他のマネー系の媒体にない特徴は、金融資産と実物資産を組み合わせて資産運用することを目的に、トータルな情報提供を行っていることです。

金融機関のメールマガジンは金融商品のことだけ。不動産会社のメールマガジンは不動産の情報ばかりという情報媒体がほとんどですが、これでは幅広い投資対象の情報をワンストップで提供することはできません。

「個人の資産運用に関わるできる限り幅広い情報を、出来る限りわかりやすく提供する」というのが資産デザイン研究所メールのコンセプトです。

投資にはリスクが付き物です。リターンだけではなく、投資商品にどのようなリスクがあるかについても、出来る限り客観的な視点で情報提供しています。

また、資産運用の情報と共に毎週提供しているのが「グルメ設計塾」という食べ歩きのコーナーです。私が自分で食べて、「価値>価格」という基準でおススメできるお店をご紹介しています。年末にもいくつかお店を発見したので、早速新年にご紹介しようと思っています。例えば11月にオープンしたばかりのフレンチは、モンスター級の美味しさでした(写真)。

元旦は配信をお休みしますので、次号は1月8日に夕方にお届けします。

毎週休みなく続けるのは簡単なようで意外なハードルが立ちはだかっていたりするものです。今年も、海外に行って時差を考えながら新興国で深夜に原稿を書いたり、体調不良の中で何とかテキストを打ってヘトヘトになりながら配信したりと危機的な状況が何回かありました。

来年も、引き続き個人投資家の皆さまに、有益な情報提供を目指して精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

どうぞ良いお年をお迎えください。

※毎週金曜日に配信している「資産デザイン研究所メール」。資産を守り増やすためのヒントから、具体的な投資のアイディア、そしてグルメな情報まで、無料でお届けします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2015年12月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。