蓮舫氏の二重国籍解消で判明した点と未解決問題の整理【暫定版】

2016年09月26日 23:00

アゴラの読者とFacebookフォロワーの皆さん。アゴラから蓮舫さんへの公開質問状を出そうと思います。これはその案ですが、間違いがあったり、こんな点を加えたらということがあったら、FBを通じてお知らせ下さい。ただし、今回は手続きを巡る技術的問題に限ります。

日本と中華民国(台湾と略称・ただし日本の戸籍では「中国籍」)の二重国籍が解消されたと台湾代表処から23日午前通知があったと蓮舫氏が同日午後の記者会見で発表した。ただし、これまで、さまざまな手続きをした日付はごく一部しか発表していないし、書面で証明されたものは皆無である。また、虚偽の説明や誤解を生む曖昧な表現も用いられてきた。

したがって、さまざまな憶測がとびかい、アゴラにおいても、疑惑の可能性を追求したりもしてきた。そこで、現在、明らかになっている点、日付は示されているが証明されてないので不確かさが残る点、事実は認めているが日付が示されていない点、まったく不明な点にわけて整理してみたい。


①蓮舫氏は1967年11月28日に中国人の父と日本人の母の間に東京で生まれた・・・書類なしだがほぼ確実

②当時の国籍法の規定により台湾籍となり謝蓮舫と称す

③国籍法改正のために1985年1月21日に日本国籍取得・・・書類の一部がYahoo!ニュースに掲載されたことはある。確実ではないが事実の可能性は比較的高い

④台湾代表処に③を報告する・・・蓮舫氏は国籍離脱届けだったと思ったが(あり得ず)内容不明とするが、日本国籍取得の届け出か。時期は③と同日ないし遠くない時期

⑤日本の区役所での国籍選択宣言・・・過去には18ないし19歳で行ったと推測できるようなことをいっていたが今回はしたかどうかも曖昧。日付は言及せず。もちろん証明書なし。

⑥台湾の代表処での国籍離脱手続き・・・したかどうかも含めて記憶が曖昧だったが今回していなかったことが判明

⑦台湾代表処への9月6日申し入れ・・・・台湾籍が残っているかどうかを調べ、残っていたら離脱したいむね書類を揃えて申請。秘書がマスコミに目撃される。ただし、相談申請の内容は書面では示さず(パスポートなど含まれていたと主張)

⑧台湾代表処から9月12日に国籍が残っていたと通知・・・書面で示されず真偽不明

⑨台湾代表処から国籍喪失が9月23日に認められたと通知・・・書面で示されず真偽不明。来年になると台湾の官報に掲載される可能性

⑩9月23日に喪失証明をもって区役所に届け出・・・国籍選択をしていなかったので改めてした可能性が高いがそれ以外の可能性も完全には排除されず。いずれにしても証明されず真偽不明

台湾パスポートは最後はいつが最終期限だったのか・・・不明

中国留学時にすべての機会において台湾人としての権利行使をしなかったか・・・不明

⑬自分の戸籍(原戸籍を含む)に記載されている台湾籍についての内容を見たことがないのか・・・あたかも皆無であるかのように主張しているが不自然

⑭父親の戸籍・・・見たことがなく台湾籍だったかどうかも不明とYahoo!インタビューで語っているが現在でも同じ主張か

⑮日本のパスポートで台湾や中国に出入りしていたか・・・古いパスポートも普通は残しているはず


このように全体像のうち明らかになっているものはあまり多くなく、つまるところ、現在、本当に二重国籍がまで含めて真実は明らかになっておらず、それが無用な憶測や誤った認識を生む原因である。これまでも、台湾籍離脱の日付などをアゴラ編集部からも問い合わせてきたが、回答がないのは遺憾であり、この際、是非とも知りたいというのが国民の希望するところだと思う。

日本維新の会があす国会議員の二重国籍を禁止する法案を提出するそうだが、政治家やマスコミのみなさんが追及する際に参考にしてもらい、以上の疑問をすべて明らかにするべく努力いただきたい。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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