蓮舫代表は国籍法違反を「自供」した

2016年10月06日 21:31


蓮舫氏は正直だ。国会の質問ではテンポよくたたみかける彼女が、都合の悪い質問になると「え~」とか「あの~」などの言葉が入り、おどおどした表情になってスピードが半分ぐらいに落ちる。特に嘘をつくとき目が左右にキョロキョロ泳ぐので、「私は嘘をついてます」と顔で表現しながら嘘をついている。

「極めて個人的な戸籍の問題を話す気はない」という答は、小野田紀美議員が戸籍謄本を公開した後では、まったく説得力がない。任意で答えないのなら、偽証罪のある証人喚問しかない。また告発を受けた検察も、放置できない。

戸籍謄本も出せないということは、国籍選択の日付が今年9月(あるいは今も選択してない)で、違法状態を31年続けたと自供したに等しい。これは国籍法14条違反で、それ自体には罰則がないが、旅券法違反は5年以下の懲役だ。これは微罪ではなく、不法滞在の外国人を強制送還できる強力な規定だ。

もちろん検察もこの会見は見ているので、対応を協議しているだろう。一般人がここまであからさまに違法行為を公言したらすぐ逮捕だが、国会議員には不逮捕特権があるので、国会の閉会後に辻元清美議員のように逮捕だろう。旅券法には5年の時効があるが、彼女が今も有効な旅券をもっていれば起訴できる。

旅券法違反は、逮捕のきっかけに過ぎない。本丸は「私は台湾籍」といいながら公式ホームページなどに「台湾籍から帰化」と今年まで書き、他方で「生まれながらの日本人」と二重の嘘をついていた公選法違反だ。これは被選挙権を失うので、当選無効で失職だ。その容疑を知っていながら彼女を代表に選出した民進党は、解散するしかない。

追記:専門家によると、原口元総務相のいう「日本人ではないので国会議員になれない」という解釈は微妙だ。公選法10条の被選挙権は「日本国民」を要件としており、外国籍の離脱は条件にしていないが、戸籍謄本で国籍選択の「宣言」を今年9月までしていない状態で参議院議員に当選したことをどう見るかは、判断のわかれるところだろう。とりあえず旅券法違反で逮捕し、あとは情状(どこまで犯意があったか)で決めるということもありうる。

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池田 信夫
アゴラ研究所所長 青山学院大学非常勤講師 学術博士(慶應義塾大学)

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