「蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた?」を読む

2016年12月29日 06:00

 

ワニブックスから表題の本が事務所に送られてきていた。

アゴラの編集長の新田哲史氏の著書である。

なぜ蓮舫はネットに敗れたのか、という章や蓮舫の二重国籍疑惑はどう浮上したのか、という章は臨場感が溢れていて、実に面白い。

ああ、このとおりだったな、と改めて思う。
新聞やテレビ、週刊誌などの既存のメディアでは到底できないことをネットが見事にやり抜いたということがよく分かる。
この書を読めば、アゴラが急成長した理由が納得できるはずだ。

新しいメディアはこうして作るものだ、という好個の事例がここにある。
同じことをやっても必ずしも成功しないだろうが、色々試行錯誤し、多少の失敗経験もあったからここまで来たのだろう。

アゴラの創始者の池田信夫氏はよくぞ新田氏に声を掛けたものだ。
一本調子の池田氏が若い新田氏を見い出したからこそ、アゴラは多様性のある言論空間を構築することに成功した。
創始者の池田氏も多分新田氏のお蔭でご自分の言論空間を拡げられたはずである。
もうそんなに若くないはずだが、アゴラはすっかり若い方々の新しい言論空間に脱皮している。

これぞと思う人に声を掛けて執筆者を拡げているのがいい。

ブロゴスよりもよくなってきているぞ。
私の率直な感想である。

どこまで大きくなるのか分からないが、いずれはアゴラに自分の記事が転載されるのが誇りだ、と思う若い方々が増えるはずだ。
読み応えのある記事が多い。

社会の様々な事象についてご自分の意見を世間に公表したい人は、まずはアゴラの記事を一読されてからご自分の意見を発表されることだ。
大きな間違いをしないで済むだろうと思う。

おっと、肝腎の著書についての感想が中途半端だった。

私は、蓮舫さんにも頑張ってもらいたいと思っているから、蓮舫叩きには参加しない。
実に拙劣な対応に終始していて気の毒だなあ、と思うが、だからと言って蓮舫を潰せばいいとは思わない。
新田氏の指摘はすべて正しいのだが、それでも私は、どうやったら蓮舫さんを援けて上げることが出来るだろうか、などということを考えている。

ネットは、やはり強者である。

あまり弱い者苛めはしないで欲しいな、というのが、私の正直な感想である。
悪しからず。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年12月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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