【おしらせ】アゴラ経済塾 池田信夫「合理的に考える」

2017年03月10日 06:05


豊洲の移転問題をみると「築地と豊洲のどっちが危険か」という単純な問題を合理的に考えることがいかにむずかしいかを痛感します。今までの経済学では合理的に考えることが原則で、感情的な「バイアス」を除くことが大事だと教えますが、これは逆です。理性は遺伝的にそなわった機能ではないので、合理的に考えるには訓練が必要なのです。

意思決定のゆがみには一定のパターンがあるので、そのゆがみを自覚することが大事です。よくあるのは、サンクコストの錯覚です。豊洲に投資して回収できない6000億円の責任を百条委員会で追及するのは意味がなく、築地を売却したら4300億円になるので、今後のキャッシュフローを考えたほうがいいのです。

東芝問題はまだ真相が不明ですが、7000億円以上の損失が出た原因はオプション契約の誤りだったといわれています。契約には合理的なルールがありますが、日本人はそれとは違う信頼関係で行動しがちです。

4月からのアゴラ経済塾では、このような具体的な問題を経済学の分析用具を使って考え、常識とはちょっと違う経済学の考え方を学びます。テキストは梶井厚志『戦略的思考の技術』ですが、ゲーム理論の解説ではなく、ビジネスの問題の中から合理的な解決法を見つけます。受講者には池田信夫ブログマガジンを無料でお送りします。

講師:池田信夫(アゴラ研究所 所長)

取り上げるテーマ(例)
・豊洲問題はなぜこんなにこじれたのか
・東芝は破綻処理すべきか
・人はなぜサンクコストを守るのか
・機会費用を考えて優先順位をつける
・暗黙の約束を破る技術
・「囚人のジレンマ」はジレンマではない
・同質的な集団ほど裏切り者に弱い…など

開催日:2017年4月7日から毎週金曜日(全12回)
4月7日・14日・21日・28日
5月12日・19日・26日
6月2日・9日・16日・23日・30日

時間:19:00~20:30(手づくりの軽食つき)2次会もあります。
場所Katanaオフィス渋谷(東京都渋谷区渋谷3-5-4 渋谷3丁目スクエアビル2階)会議室(渋谷駅 南口10分)
定員:20名(先着順で締め切ります)。インターネットによる視聴は無制限(Skypeで質問もできます)。

受講料
・3ヶ月12回分:6万円(消費税込み)
・1~3月のアゴラ政経塾から継続する方:5万円
・女性・学生・インターネット:3万円(1回は会場で受講できます)

お申し込み方法専用フォームに必要事項をご記入いただき、フォーム記載の弊社口座へのご入金をもって手続き完了です。

主催:株式会社アゴラ研究所(画像は豊洲市場)

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池田 信夫
アゴラ研究所所長 SBI大学院大学客員教授 学術博士(慶應義塾大学)

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