蓮舫が戸籍謄本の開示を撤回?記者会見を解説

2017年07月13日 17:30

民進党の蓮舫代表は13日の定例会見で、「二重国籍」問題に関して、18日に記者会見すると発表し、戸籍に関する公表は「個人のプライバシーに属するもの。差別主義者に言われて公開することは絶対あってはならない」とした。

その上で、自らは野党第一党の代表で公人であることから「極めてレアケース」だと前置きし、戸籍そのものではないが「すでに台湾の籍を有していないことが分かる部分をお伝えする準備がある」と述べた。 つまり、いったん約束した戸籍謄本の公開を撤回したと言うことだ。

「私は多様性の象徴だと思っている。共生社会を目指す方針に一点の曇りはない。ただ二重国籍問題をめぐる自らの説明が二転三転したため、説明する」というようなことを言ったらしい。

しかし、二重国籍を隠して政治家になり、自衛隊の最高司令官でもある首相になろうという「国盗り」を許すことと、多様性だとか共生社会と何の関係もない。

戸籍謄本の公開という話を、あたかも「なにかあれば戸籍謄本を公開しろと言うことになる」といわんばかりにこじつけている悪人どもがいるので、解説を書いておきたい。

蓮舫氏が戸籍謄本の公開を要求されているのは、国籍選択宣言を本当にしたのか、また、いつしたのかを証明できる唯一の手段であるからだ。また、国籍選択宣言をしていなかったことを知らなかったようなことを本人がいっていたが、それなら、蓮舫は自分の戸籍謄本を見たことなかったのかということでもあるからだ。

そして、戸籍謄本の開示は国籍選択宣言という重大な義務を果たしたことを証明するが、台湾籍を離脱して二重国籍状態でなくなったことを証明するわけでないから、それは別途証明書を出してもらわねば困るのだ。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学大学院教授

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