蓮舫が再登板を狙っていた話にドン引き

2017年11月01日 06:00

民進党の新代表に大塚耕平氏が決まった。一部に知名度不足を指摘する声もあるようだが、「朝まで生テレビ」に出演する民進党の論客ではおなじみの一人。日銀出身で、民主党政権時代には厚労副大臣として社会保障政策、内閣府副大臣として専門である経済政策を手がけており、政権の揚げ足取りに終始する追及パフォーマンス型の人物ではない。早川忠孝氏も指摘するように、意外にいい形で「リセット」できたのではないかと思う。

しかし、それにしても新代表選出にあたっては、耳を疑うような報道があった。

昨日(10月31日)の立候補受け付けには大塚氏以外に手を挙げる人間がなかったとのことだが、なんとこの夏に党勢低迷の責任を取って辞めたばかりの蓮舫氏が再登板を狙い、推薦人を集めていたというのだ。

大塚耕平参院議員を新代表に選出 他に届け出なく…蓮舫氏は推薦人集めが難航(産経新聞)

産経によると、芝博一参院議員が推薦人集めの実務を担っていたようだ。芝氏は野田内閣で官房副長官を務め、蓮舫体制では幹事長代理の役回りだった。蓮舫氏の二重国籍問題で、戸籍を開示した記者会見の折は、彼が司会を務めた。

それにしても、再登板が本気で実現すると思っていたのだろうか。辞任会見で、左派系の記者に辞任理由を尋ねられた際、彼女はこう語っていた。

「前に進むことが強さだと思っていましたが、1度止まり、自分の弱さを見つけ、自分の弱さと向き合うことも強さだと、今回の判断の中で感じました」(出典:産経新聞

彼女の弱さとは、安倍首相に説明責任を追及しておきながら、自身の国籍問題で同じことを十分に果たさなかったことなど「ブーメラン女王」と揶揄されるようなことだろう。代表辞任からたった数か月で克服できたのか。

筆者は政治家をやったことはないが、普通の政治家の感覚なら復権を画策しているにしても「時期尚早」と判断するのではないか。画策する動きが表面化するだけでもブランド毀損だし、仮に代表選に出ていたところで、大塚氏に惨敗していれば、政治生命が完全に終わるところだったのではないか。止めもしない側近も側近と思うが、本当にこの党は大丈夫なのか。大塚氏、“こんな人たち”ばかりで大変だと思いますが、ご健闘をお祈りします。

 

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新田 哲史
アゴラ編集長/株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長/NPO法人ICPF 情報通信政策フォーラム理事

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