TV版『サザエさん』に「最高の終わり方」を提案する

2017年11月30日 06:00

いま出ている『AERA』の「男がそんなに悪いのか」という特集でコメントしている。

ネットにも転載されている。
「サザエさん」に苛立つ男たちの深層心理 (1/6) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット) 

我が国を代表する人気ビジネスニュースサイト、東洋経済オンラインにも転載された。
「サザエさん」に苛立つ男性たちの深層心理 「男男格差」に引き裂かれる | AERA – 東洋経済オンライン 

私がいかに『サザエさん』が嫌いかだけでなく、イクメン現象なるものの功罪、仕事と家庭を両立する男性の生きづらさなどについてコメントしているので、ぜひご覧頂きたい。

先日、サザエさんについてブログで「打ち切りもありなのでは?」とコメントした。その記事がやや燃え。コメント依頼がきた。

東芝の降板報道の次は「サザエさん」打ち切り望む声噴出! 「おそ松さん」風のリメーク提案も 

やはり炎上気味になってしまった。いや、立派に炎上とも言う。ヤフコメ4000件て。

でも、これはずっと前からブレずに言ってきたこと。この番組を地上波で放送することの意味は失われているように思う。もちろん、昭和を懐かしむような、いや憧れるような感情でほっこりしたり、無難に笑えたり、そこそこ視聴率がとれるというメリットもあるだろう。ただ、完全に時代劇と化していないか。昭和の家族像にしがみつく意味って。この枠でこの番組を続けることはフジテレビにとってどんな意味があるのだろう。そろそろ新しいチャレンジも必要ではないか。

例によって炎上気味になると、様々な批判の声がやってくるわけで。影響力考えてモノ言えとか、自己愛が強すぎとか、フィクションに対して時代とずれているって何を言っているんだとか、中年の茶髪キモいとか、自分の考えを押し付けるなとか、まあ色々。それぞれ、反論の必要もないようなしょうもない絡みなのだけど。

フィクションに対して時代とズレていると言うのは愚かだという件は、そんなことは分かっていて。ただ、他のフィクションとサザエさんは違って。時代考証を無視しているような、確信犯的にぼかしているような設定はどうなのだろう。いや、大人は昭和の時代劇として見るだろうけど。というわけで、一生懸命絡んでくる人たちを見て、あー面倒くさいなと思ったり、ちゃんと読んでいないんだなと思ったり。まあ、そんなことの繰り返し。

あと、「炎上狙いをしやがって」と言われたけど、炎上狙いなんてしない。してもメリット何もないんだもん。よくPV稼ぎやがってというけど、私、Yahoo個人とアゴラ以外、PVは収入にほぼ関係ない。ブログは一応、アフィリエイトやっているけれど、BLOGOSやアゴラに配信されている分、PVが分散されており。

あぁ、面倒臭いと思いつつ、逆に生き方のヒントになった。空気読まない、身近な人を大切にする、そういうこと。

それはそうと、少しは建設的な提案もしよう。東芝は物言わぬ広告主として同番組を守ってきた。まあ、90年代から単独スポンサーではなくなっているのだけど。

ここはそろそろ、「最高の終わり方」を考えるのも手ではないか。時代とのズレを指摘されまくる前に、だ。あとあと、スポンサーがつかなくなったり、いまよりも視聴率が落ちたりする前に、だ。

それにしても、平成が終わろうとしているのにも関わらず、私たちはまだ昭和の憧憬で生きている。いつになったら、昭和は終わるんだろうか。早く来い来い2020年代。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2017年11月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。アイキャッチ画像は「サザエさん音楽大全より」。

オムニバス
ユニバーサルミュージック
2013-12-04

 

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常見 陽平
千葉商科大学国際教養学部専任講師

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