小室家についての新報道と眞子様将来の危うさ

宮内庁サイトより:編集部

「週刊女性」の2月6日号が、また、小室圭さんの母親をめぐる新しいスキャンダルを載せている。

眞子さま、婚約者・小室圭さん母が借金未返済でも養った“彫金師”恋人の存在

すでに、昨年は「週刊新潮」が小室さんの実父と祖父の不幸な死を報じ、『週刊女性』は昨年、小室圭さんの母・佳代さんがある男性と婚約していた時期があって、男性が「小室圭さんの学費などを援助したが返してもらえない」と主張しているという話だった。

今度は、それより前に、小室母子と同居していた男性についての話である。また、母親が信仰しているといわれる宗教についても、いろいろ、心配する人もいる。

しかし、実際的にそれ以上に心配なのは、経済的に新生活の見通しが付いていないように見えることだ。

従来の女性皇族は、ある程度の資産があるご家庭が嫁ぎ先で、1億数千万円という国が支払う一時金は生活のためというより一般家庭での財産分与の代わりという意味合いが強いもので、生活の足しにという使い方をするのは無理がある。

ここのところの女性皇族の嫁ぎ先だった、裏千家、近衛家、出雲大社の千家はかなりの富豪で相手本人もしかるべき職業を持っていただし、学習院にずっと通われ都庁職員である黒田慶樹さんもある程度の生活が送れるだけ資産と安定した収入があった。

しかし、眞子さまのお相手である小室さんは、資産家ではないうえに現在勤務している法律事務所では将来的に収入が上がる可能性は厳しいように見える。結婚後は、住宅もセキュリティーがしっかりしているところをお住まいにしないといけないし、元皇族としての品位を保持しなくてはならないし、お子様が生まれたら教育も庶民なみというわけにはいかない。

一般の家庭でも、経済的基盤がしっかり整って、生活設計を事前に打ち合わせてから、結婚するのが普通なのだから、将来計画はきちんと立ててご結婚というのが普通の考え方だろう。結婚されてから、経済面で厳しいから助けてほしいということになっても、普通の名家名門と違って秋篠宮家にはお助けする方法がないのである。

小室さんのお母さまも現在はパート収入だけのようだし、おじい様もいるので、これもいずれ夫妻で養っていかなければならないこともあると覚悟しなければならない。

いまからでも、結婚のまえに人生プランについて、宮内庁も入って話し合うべきだと思う。今回話題になったような借金トラブルなどが再び起きないように結婚式の前に洗い出して手当てするほうがいいし、お母さんが信仰されている宗教と眞子さまの関わり方も事前に話合われておかれるべきだ。

かといって、生活できないから女性宮家をつくるというのは、まったく筋違いであるので、もし、国のほうでなんとかするといっても工夫がいる。

例えば、私が提案するとすれば、小室さんは語学が堪能とのことなので、本人の能力・経歴に応じた待遇での国際的な活動をする団体での就職口を宮内庁が斡旋したり、眞子さまは宮内庁嘱託などの形で公務を続けられて、お住まいも必要なら普通の公務員住宅を用意するなどすることなのだが、そのくらいなら無理がないと思う。先日、テレビ朝日の「TVタックル」に出演したので、そういう提案もしておいた。

ここは、あわてず皇室やご本人たちも安心できて、国民も納得できる枠組みを用意してから結婚される方が自然なはずだ。まだ、秋に予定されている結婚式までは十分に時間はあると思う。

別にこのまま突っ走る、止めるという二者択一の問題ではない。解決できる問題は解決し、それでもプランが立たないのならしばらく小室氏が普通以上の収入を得られる仕事につく目処がつくまで待つというのも、世間では普通にあることであるから排除する必要はない。私が提案しているように、ご夫妻それぞれに向いた仕事を宮内庁が準備できたらというのも一案だ。

母親やお祖父様のことも目処を付けた方がよい。自分の力で見つければいいというのも正論だが、面倒見てやろうと近づいてくる人に頼るのがいいはずもないから、宮内庁や政府も参加して無理なく国民にも余計な負担がかからない生活設計ができないかきちんとあらかじめ議論しておいたほうがよいと思う。

脳天気に「お目出度う」「お祝いに水さすな」と言って、予想される困難な問題に対策を取らないまま先に進むことが、眞子様に対して親切なわけがないし、皇室に敬意を払うことでもない。