勝谷さんと『新潮45』問題でも語ろうかな

2018年10月16日 06:00

勝谷誠彦さんといえば、アゴラの拙稿でも何度か書いているが、大手のメディアを辞めて自由闊達に生き抜く文筆家として、密かに「ロールモデル」として意識していた存在だ。

この頃のイメージが強いですが、最近は白髪です(勝谷誠彦サイトより)

2007年元日から毎日メール配信してきた有料コラム「勝谷誠彦の××な日記」も初期から購読。時事ニュースの独特の鋭い読み解き方に唸らされてきた。兵庫県知事選にマジで出馬しちゃったときには唖然とさせられたが、その勝谷さんが8月、長年の深酒がたたって、とうとう死にかけたのは周知の通り。衣笠・金本ばりの鉄人ぶりで11年あまり毎日続けてきた日記も、とうとう途絶えてしまった。

日記は勝谷さんの回復のめどがたつまで課金は停止。とはいえ読者が病状も気にする中で、発信もおいそれとは辞めるわけにもいかない。コラム発行人の高橋ヨロンさんこと高橋茂さんは、苦慮しながら病状レポートなどを日々代筆されていたが、あきらかに辛そうだった。高橋さんは、選挙業界のネットコンサルタントとしては草分け的な存在で、5年前からこの業界に足を踏み入れた私も現場で何度かご一緒し、お世話になってきた。

もちろん尊敬する勝谷さんのピンチということもあり、私から「みんなで代筆しませんか」と提案。言いだしっぺである以上、ゲスト代筆者の1号として本人が入院中にコラムを書かせていただいた。見舞い代わりに原稿料はタダ(苦笑)。

しかし、勝谷さんと親交のあるVIPも含め、目の肥えた読者が読んでいるから、これほど緊張した「他流試合」もなかったが、ボクシング記者時代に勝谷さんを取材したときの話などを触れた最初のコラムは「泣けてきた」と、高橋さんのところに感想も寄せられたそうで安堵。なんとかその後も2度寄稿したが、影響力を実感したのはなんと沖縄でのことだった。

周知の通り、9月の最終週、知事選の現地取材にいったら、現地で自民党の副大臣経験者と初対面で名刺交換。その際、「この前、勝谷さんの日記で代筆されていましたね」と。さすがいろんな方に読まれていたのだとびっくりした。

で、肝心のご本人はなんとか一命をとりとめ、少しずつ容態を回復。10月から日記の有料配信も再開し、ご健筆ぶりをほぼ毎朝拝読している。そして、高橋さんのお誘いで、今夜、勝谷さんが復帰して最初の動画番組『血気酒会』(19時スタート)にお招きいただくことになった。

(追記 12:12  勝谷さんのご体調が思わしくないようで、今夜は高橋さんとの対談になる可能性があります。ご本人不在の場合は勝谷さん関連の談義もしつつ、都民ファースト分裂騒動の顛末について、ネット選挙の第一人者である高橋さんと語ることになるかもです。)

実はまったく何を話すかテーマは事前に決まっていない。ていうか、そもそもご本人が番組に「生還」できるのか、夕刻の体調によっては怪しいという(汗)。まあ、その場合は、前回、中川淳一郎さんらが高橋さんと穴埋めしたように、政界茶飲み話で、都民ファーストの会内部分裂の断面解説でもする予定なのだが、滅多にない機会なので、できればご本人と対談したいと思っている。

いろいろ尋ねてみたいことはあるが、メディア人の後輩としては『新潮45』の問題はホットトピックとして取り上げたい。勝谷さんは文春時代にも編集部員として所属していた「マルコポーロ」廃刊の経験がある。そして、私自身も『新潮45』最後の10月号と休刊で幻となった11月号に寄稿していた“当事者”でもある。

時間が許せば、ネット時代になってのジャーナリズムや論壇、それこそアゴラのこれからを考える上で、忌憚のないご意見をきいてみたい。といっても筋書きがないので、どう展開するか予測不能だが、YouTubeはライブ配信した後も録画でみられるはずなので、ぜひご覧ください。ていうか、ゲストがなぜかホストの登場を乞い願う謎展開。

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新田 哲史
アゴラ編集長/株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長/NPO法人ICPF 情報通信政策フォーラム理事

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