みずほ銀行は10連休でも元のカレンダー通りに営業すべきだ

私はみずほフィナンシャルグループの株主です。本稿は株主として書かせてもらいます。

一株主の立場をこういう公の場に投稿してしまい、申し訳ありません。

みずほ銀行はシステム統合のため、今年度何度も土休日にシステムを止めています。

まあ、このシステム統合がうまく行って、銀行が利益を上げてくれるのでしたら、株主としては喜ばしい限りです。

ところが3連休でシステムを止めた後の火曜日には、連休中にお金の出し入れができなかった人が一気にネットバンク等にアクセスするため、システムに負荷がかかりすぎて、なかなかログインできない状況になっています。昨日(2月12日)の午前中も、みずほ銀行のスマートフォンアプリは使い物になりませんでした。

果たしてこんな状況で10連休という今まで誰も経験したことのない負荷のかかる環境に、新しいシステムが耐えられるのでしょうか。

10連休は割と急に決まったことなので、さまざまなトラブルが起こると予想されています。一番大きいのは、10連休中の平日であったはずの日に融資の期日が来る場合です。本当だったらお金を返すはずの日が休日になって返すことができないので、先に返すか休み明けに返すか、どちらかの処理をしないといけません。

これはどの銀行でも抱えている問題で、私が関係しているみずほ以外の銀行員も、ほんとうにトラブルなく10連休を越えられるのか、心配しています。

こうした状況なので私は10連休の前後ではみずほ銀行相手の振り込み等は、顧客に遠慮してもらうようにお願いするように、他行の銀行員に言っています。できるだけみずほ銀行のシステムにかかる負荷を減らしてトラブルが起こらないようにしないと、株主としては心配ですから。

今トラブルが起こっていない他行でも心配している10連休対策が、果たしてみずほ銀行には出来るのでしょうか。私は株主として相当心配しています。何か起こると、ただでさえ低迷しているみずほフィナンシャルグループの株価が、目も当てられない水準に下がるのは目に見えています。

株主に余計な心配をかける位なら、10連休は元のカレンダー通りに営業してもらえないでしょうか。今からならまだ間に合うと思います。みずほ銀行の幹部の方、ここを読んでいらっしゃったら、是非検討して下さい。