色が苦手な私はどう生きているか

常見 陽平

まずい、色覚異常が進んでいる。小学校の時に気づいて、衝撃を受けた。日常生活では致命的ではないものの、それなりに困っている。

写真AC:編集部

昨日、起こった「事件」は娘の寝巻きの色をめぐって。私が白だと思っていた色が、実はピンクだった。この「ピンクがわからない」問題は実はよく起きていて。20年前にトヨタの初代ヴィッツが登場したとき、薄いピンクのボディが話題となったのだが、私にはシルバーにしか見えなかった。

このピンクとシルバーを間違える問題はその後も多発し。14年前にガラケーの機種変をしようとしたときに、「この機種、シルバーでお願いします」とモックアップを持ちつつ店員に話しかけたら「それ、ピンクです」と言われ。

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オシャレ貴族として知られる私だが、実は自分の服や髪の色も正確にはわからず。「この地味な青のスーツ」と家族に紹介したものが実はビビッドな色だったり。昨日は、メッシュを入れ、アッシュ、ベージュを混ぜた色を入れたのだが、ぶっちゃけここまでやって自分では何色なのかはよくわからず。

まあ、日常生活には困らないのだが。

肥満、肝臓関連、脂肪などまあ、他にも色々あるが。人生100年時代と言われるけれど、これは一生病気と向き合う社会でもある。この色覚問題についても、異常ではなく違いと捉え、周りの人に助けてもらいつつ、生きていくことにしよう。うん、助け合い、大事なのだ。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2019年2月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。