札幌五輪のフィギュアスケートは東京で開催すべき

2019年11月03日 14:00

道民の心を踏みにじるミヤネ屋を断じて許すな  宮根誠司は自己批判せよ」という記事があったが私は言いすぎだと思う。

コーツ調整委員長と対峙する小池知事(都庁YouTubeより)

というのは、私の眼には札幌は少し早くからはしゃぎすぎて、やや極端に言えば泥棒猫チックに見えた。「まずは、東京とIOCで話合うべき問題で、その前にとやかく言う立場にない」と沈黙するのが日本的美徳でなかったか。

どこに移すかより東京での開催が本当に無理かどうかを精査するのが先だったのに、橋本聖子五輪担当相も含めて北海道関係者が受け皿をつくって小池百合子知事の外堀を埋めるのに協力した印象を私は持った。

そういう事情があれば、少しくらい皮肉を言われても自業自得だ。いやなら、小池都知事から要請がない限りはお受けできないと言うくらいというべきだ。

私は、札幌がマラソン開催を東京から取ったことで、札幌五輪立候補に対するオールジャパンでの支援にいい影響はないと危惧する。

平昌五輪で2連覇の羽生結弦(Wikipedia)

そこで提案なのだが、解決策として、札幌五輪が実現した場合のフィギュアスケートは東京で開催というのはどうだろうか。

それなら、東京都民も合理的なバーターとして納得するのでないか。五輪セレブレーション・マラソンなんていう馬鹿げたもので満足しては小池都知事も鼎の軽重を問われる。

そして、それこそオールジャパンでの誘致支援が盛り上がるだろう。ついでに、フィギュアスケートの男女のどちらかは大阪でとでもしたらますます国民的に盛り上がる。フィギュアの有力選手の大半は関西勢であるから選手本位だ。

IOCはもはや同一都市での開催至上主義を放棄したのだから何でもありだ。

追補

札幌五輪のときにフィギュアスケートを東京ですることで手打ちにしたらといったが、もうひとつの手は、札幌五輪のときにマラソンを特別種目にして東京でする手もある。そもそも夏より冬に向いているのだから。

八幡 和郎
八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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