森ゆうこ議員に、さらなる誹謗中傷発言の説明を求める(追記あり)

2019年12月06日 06:01

12月5日参議院農水委員会において、森ゆうこ議員がまたしても、私に関する事実無根の誹謗中傷を行った。

この国会の会期中、森議員は繰り返し私を誹謗中傷した。さらには自宅住所まで公開した。説明を求め続けてきたが、いまだに何の回答もない。

このため2日、参議院議長あてに、森議員の懲罰などを求める請願を提出した。

その中で、さらなる誹謗中傷がなされた。もはや、開き直って示威行為をしているとしか考えられない。

5日の質疑では、

  • 6月11日の毎日新聞記事を朗読し(それも声色までつけて)、
  • そのうえで、「(原さんが)公務員だったら、こんなことしていいんですか。(特区提案者から)ご馳走になって」「公務員じゃないから何やってもいいんですか」と発言した。

毎日新聞の記事コピーを手に原氏を一方的に糾弾する森ゆうこ氏(参院ネット中継)

私が、特区提案者から「ご馳走になった」、すなわち会食接待を受けた事実はない。
これまで何度も説明してきたとおりだ。6月11日の記事掲載前、毎日新聞記者の取材を受けたときから、一貫してそう言っている。

虚偽と根本的な間違いに基づく毎日新聞記事に強く抗議する

森議員が朗読した毎日新聞記事(取材時の記者と私の一問一答)には、あたかも私が会食接待を認めたかのようなくだりがある。これも説明してきたことだが、私の回答を歪曲したものだ。

私は、取材の際、以下の回答をした。

  • 一般論として、知人と食事する際、費用負担は社会常識の範囲内で対応している。つまり、割り勘や、(必ずしも厳密に、毎回割り勘というわけでなく、)交互に費用負担するなどだ。
  • 一方、特区や規制改革の公的な仕事に関連して会食接待を受けることはない。
  • 6月11日記事で掲載された学校法人関係者(特区提案者)からも、会食接待は受けていない。

毎日新聞記事は、これら回答を都合よく切り取り、私が学校法人関係者と会食し、その費用負担につき「そんなに厳密にはしていない」と答えて、あたかも会食接待を認めたかのように見せかけたものだ。この点も、すでに説明してきた。

私がこれだけ、毎日新聞記事は多くの間違いを含むと説明している中で、森議員が本当に記事が真実と信じ続けているのか、あるいは、別の理由があって、敢えてそう主張しているのか、全く理解できない。

何にせよ、森議員の発言は事実に反する。森議員には、11月13日付で質問状をお送りしているが、今回の質疑を受け、2問追加しておく。

問9 森議員は12月5日参議院農水委員会で、私が特区提案者から会食接待を受けたと発言しました。根拠を示してください。(当然ですが、毎日新聞記事は根拠になりません。)

問10 森議員は10月15日参議院予算委員会では6月11日毎日新聞記事をパネルで示し、12月5日参議院農水委員会では同記事を朗読しました。私はこの記事に多くの間違いが含まれることをこれまでに指摘・公表しています。それでもなお、毎日新聞記事が真実であるとして、国会で発言を繰り返す理由は何ですか。

このほかにも、森議員はまた「嘉悦大学」にも言及するなど、間違った発言を繰り返した。これらについては改めてコメントする。

いずれにせよ、もうこれ以上の間違いは繰り返さないほうがよい。

追記:12月8日

12月5日参議院農水委員会で森議員は、

  1. 「嘉悦大学」に言及したが、嘉悦大学として、特区提案の検討、内閣府との面会をした事実はないことを確認している。
  2. 10月15日以来、国会で配布している高橋洋一氏の写真などが掲載された資料について、「特区ビジネスコンサルティングの会社概要。これは、その会社の社長さんにも内閣府から確認していただきました」と発言した。これは事実に反し、内閣府は「お尋ねの資料がどういったものかどうかも含めて確認ができない」(6月26日野党合同ヒアリングなど)と説明している。
  3. 「高橋洋一さんが、私の質問を事前に漏洩」と発言した。事前漏洩の事実はない。なお、国会や野党調査チームなどで、高橋氏が10月14日に森議員の資料につきツイッターで言及したとの指摘があったが、これは、サンフランシスコ時間で表示されたツイートに基づく指摘と考えられる。

原 英史
1966年生まれ。東京大学卒・シカゴ大学大学院修了。経済産業省などを経て2009年「株式会社政策工房」設立。国家戦略特区ワーキンググループ座長代理、大阪府・市特別顧問などを務める。著書に『岩盤規制 ~誰が成長を阻むのか』(新潮新書)など。

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原 英史
政策工房 代表取締役社長

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