こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
今週、なんどかブログやTwitterで触れてきましたが、都議会では本会議や委員会のスタート時間が原則として13時です。
おはようございます。本日は13時より公営企業委員会、交通局・下水道局に対する事務事業質疑が行われます。私もトータルで60分ほど質疑通告しましたが、昨日の時点で全委員の質問時間を足しあげると、終了目処が23時くらいらしい…。
やはり本会議も委員会も、10時スタートにするべきでは。— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) November 6, 2017
23時45分終了予定…!
実際は委員長の切り回し努力等もあってもっと早く終わったわけですが、それでもお子さんが起きている時間に帰れた職員さんはいないでしょう。保育園のお迎えなんてもってのほか。
委員会には数十人の課長級以上職員たちが出席しているのは勿論のこと、不足の事態に備えて(質疑が揉めて休憩に入った場合など)出席者以外にその部下たちの多くが都庁内に残って残業しています。
国会などでも指摘されるこの議会対応による残業問題、どうしても長くなるケースはあるしても、少なくとも現在都庁が目標としている20時退庁を一緒に目指すべきではないでしょうか。
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そして都議会の場合、まず比較的簡単にできる改革があります。それは、本会議や委員会スタートを午前10時からにすることです。
東京都議会は慣例として、本会議や委員会は午後1時から始まることになっています。
奥多摩地区や島しょ部から通ってくる議員に配慮して…とのことですが、これは各都道府県議会の状況を見てもイレギュラーな対応のようです。
北海道県議会
http://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/index.htm
あのだだっ広い北海道ですら、県議会の委員会などは10時からスタートしていますしね。。
実態は遠方から通っている議員の皆さまに改めてヒアリングする必要があるものの、議会中は都心に宿泊している議員も多いですし、島しょ部以外は物理的に午前10時スタートでも都庁に到着できます。
極端な話し、島しょ部選出の議員の前泊費用などを負担するとしても、職員さんたちの残業代などを考えれば、コスト的にも理解が得られるものではないでしょうか。
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その他にも、本会議の質問日程が現在はおおむね2日間に限られている点を、
・質問日程を広げて議員の質問時間をより確保しつつ、
・1回あたりの会議時間を短くして負担を減らす
とする等の改善も可能です。現在開会されている議会改革検討委員会では、こうした点についてもぜひ訴状にあげていただきたいと思う次第です。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年11月11日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。