町田市議会議員選挙「自由を守る会」候補全当選!

上田 令子

上田令子が代表を務める地域政党「自由を守る会」による、地域住民の自由を守る町田市議選
七日間戦争が昨日終わりました。

お陰様で無事新井よしなお市議は、5期目当選を果たし、


▲2歳9か月の男児パパとなって初めての当選の喜びを新井ご夫妻と分かち合う

北海道釧路市出身、義理のお母様と同居するために町田市に一軒家を構え二年前に引っ越してきたばかりの新住民、選挙的の定説では不利な条件であったはずの未知数の新人矢口まゆ次期市議は、まさかの三千票を超える19位当選をさせていただきました!


▲子育て真っ最中のママ候補は言うに言われる苦労があります。涙涙です

【町田市議会議員選挙結果】
町田市議会議員選挙

新井よしなお 2,475票 36位
矢口まゆ   3,526 票 19位

昨年11月葛飾区議会議員選挙に続き、現職と新人が、今回も見事に国政政党や既存団体に所属しないごく普通の市民の選択肢となり、当選を果たすことができました。町田市民の皆様の見識の高さに心より敬意を表すると同時に、一票一票のその重みに感謝申し上げる次第です。これにて「自由を守る会」所属議員は悲願の二桁台10名となりました。本当にありがとうございました!

町田市議選初日に駆けつけてくれた、自由を守る会顧問であり手堅い改革派首長(←知事や市長・区長など自治体の長のこと)の松本武洋埼玉県和光市長はその応援演説の中で議員は、市長から見て三つに分かれると語られました。

・安心できる方(お姐超訳:予定調和に乗っかって何にもしない首長オールYes型)

・なんでも反対の方(お姐超訳:機関誌に記事を書くためなのか、労働組合の意向なのか、ともかく何にでも反対を唱える型)

お姐的に、もうひとつ

・改革派を装う、改革風味・改革もどきの安心できる方(お姐超訳:本当は労働組合の回し者なのに、自公に対決する改革派を装って選挙を切り抜け、当選後は当たり障りなく過ごし、選挙がくるとまた改革を雄叫ぶ型)

ってのも加えさせて頂きます(笑)。

こうした議員は、ある意味どこの議会にもおりまして、各自治体の長は上手なあしらい方を体得されておいでです。一方で、なかなか日本の議会には存在しないのですが、松本市長曰くもっとも首長が気を遣い、脅威を感じるのは

・油断ならない方(お姐超訳:なんでも反対でも賛成でもなく、地域住民のために是々非々で斬り込む改革派)

とのこと。併せて
「支持政党が特にない無党派のお有権者は無所属候補を選ぶべきだ。なぜなら、政党候補に投票すると、その議員が優先するのは政党支持者であり無党派の市民ではないからだ。」
と語られました。「御意!!」と思わず声をあげてしまいました。

松本市長ご自身も、無所属改革派議員として活躍され、私も江戸川区議員時代より薫陶を得ておりました。その松本市長をして、

「新井よしなおさん、矢口まゆさんは見るからに油断できないタイプであり、自分の市にいたら困るけれど(笑)、町田市民のためには絶対に役に立つ!」

との太鼓判をいただいた結果、「自由を守る会」候補どちらもワンツー勝利となりました。ことに、矢口まゆ次期市議は、今年で60年となります長きにわたる町田市議会において、国政政党・組織団体の応援支援を受けない、しがらみのない初めての女性の改革議員となります。

これまで、新井よしなお市議が改革を牽引してまいりましたが、新たに女性の視点、母親の目線での改革を進めることは、町田市の子育て真っ最中の働き盛り(=ありがたい納税者)世帯、孤独な育児に悩む母親にとって、どれほどの救いになり、後手後手に回った子育て支援施策に光をあてることになるでしょうか?

まゆさんは、顔立ちが愛くるしいため、何人かの自称「選挙通」様より「可愛い子ちゃん枠」として、政策なんていいから顔を全面にだしたアイドルポスターにすべきとのご助言をいただきました。確かに一理あります。そうやって受かる候補も現在もいます。が、そういう方の当選後の議会活動は推して知るべし。女性はこうした女性の本質を見抜きます。ましてや母親ならなおさら。こうした背景もあいまって、加えて本人の強いこだわり、そして「自由を守る会」は政策集団であることから、可愛い子ちゃん候補選挙戦術を覆す、前代未聞の(笑)紙面半分を政策に使ったポスターになったのでありました。

当日は、多くの子ども連れの若いご夫婦が立ち止まって、まゆさんのポスターをじっくりと見入っていたと、町田市民の方から情報を頂きました。地盤(既存名簿・地域組織)も看板(国政政党の公認)もカバン(お金)もなく、名簿は制度に従って選挙人名簿を選管で書き写し、電話かけもしない、しかもポスター面積の半分が政策という挑戦でしたが、強い信念に基づいた戦略が功を奏したことが実証されました。

このことは、乳幼児を抱える母親でも地方議員に挑戦をできる善き先例となったのではないでしょうか。2007年私が同じように、選挙事務所にベビーコーナーを設けて、候補・支援者共に母親で、しがらみのない手弁当の選挙を乗り越えて、江戸川区での地方政治の世界へのハードルを下げたように、2018年の町田で前人未踏の足跡を、まゆさんとともに地域政党「自由を守る会」が残せたことが、小さくて大きな初めての「はじめの一歩」であったと、メンバー一同自負しております次第です。

当選した二人とも幼子を抱える保護者。来年に迫る統一地方選挙にむけて、未来を見据え改革ができる地方議員集団となり、地方政治から我々「自由を守る会」は力を合わせ停滞しきった予定調和政治を動かしてまいる所存です。

【お姐総括】

私のオーナーは私!!

旧来型の組織政党では、所属議員は「家畜」ならぬ「党畜」。あるいは労働組合の奴隷。
一方私達は、憲政史上初の自由主義的地域政党。誰にも隷属されないし、されてはいけない、ましてやしてはいけない!という党是をもっております。

一人一人の議員が自己責任で頑張り、改革掲げつながる「一人親方」の受け皿として、東京23区26市や町村に仲間の議員を順次増やしてまいります!

☆お姐、自由は身近で崇高なもの。誰でも自由を享受するには地方政治を変えることから!☆

 

上田令子 プロフィール

東京都議会議員(江戸川区選出)、都議会会派「かがやけTokyo」政調会長、地域政党「自由を守る会」代表、
白百合女子大学を卒業後、ナショナルライフ保険(現ING生命)入社後、以降数社を経て、起業も。2007年統一地方選挙にて江戸川区議会議員初当選。2期目江戸川区議会史上最高記録、2011年統一地方選挙東京都の候補全員の中で最多得票の1万2千票のトップ当選。2013年東京都議会議員選挙初当選。2014年11月地域政党「自由を守る会」を設立し、代表に就任。2015年3月地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)を設立し、副代表に就任。

地域政党「自由を守る会」
地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)
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