何に投資するかより、誰と付き合うかが重要

昨日のブログに書いたカンボジアのモンドルキリコーヒーに関しては、たくさんの方から日本でのマーケティングに関する情報を頂きました。

現地での情報収集と同時に、日本でもリサーチを進めていけそうです。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございございます。

カンボジアでは、5年前からプノンペンのコンドミニアムに投資しています。オーソドックスな不動産投資以外にも、モンドルキリの胡椒農園だけではなくキリロムの学生施設(写真)といった投資機会があります。

モンドルキリは、タニチュウアセットマネジメントの谷さんが手がけていますが、キリロムは起業家の猪塚(いづか)武さんがゼロから開発を進める壮大なプロジェクトです。

猪塚さんは、早稲田大学理工学部から東工大大学院を修了。アクセンチュアを経てデジタルフォレストを起業。それを2009年にNTTコミュニケーションズに24億円で売却し、カンボジアの高原リゾートに「キリロム工科大学」を設立しました。

キリロムはモンドルキリよりは近いですが、それでも車で片道3時間以上かかります。

何も無かった高原に道を作り、リゾート施設と、キリロム工科大学を運営しています。山手線の内側の1.5倍の土地でリゾート学園都市を建設するという壮大なプロジェクトです。

荒削りなリゾートは、正直まだまだ発展途上です。日本人がわざわざやってくる高級リゾートを目指すのであれば、安全と清潔という2つの要素に磨きをかける必要があります。とは言え、これを短期間で日本人がゼロから作り上げたということに、驚きがあります。

キリロムには興味があるが、現地まで行く機会が作れないという方の為に、猪塚さんが帰国するタイミングで、セミナーを企画しました。今までに無かったユニークな事業ですから、想定出来ないリスクもあります。事業の構想から実現までを創業した本人から直接聞くことで、理解を深められるはずです。

キリロム工科大学の東京オフィスで無料開催しますので、ご興味ある方はこちらからお申込みください。ただし、自己責任でリスクの最終判断ができる大人の投資家以外は、ご遠慮ください。

谷さんや、猪塚さんのようにカンボジアで活躍する日本人がいる一方で、最近は現地で日本人の評判を落とす残念な人もいます。

カンボジアで学んだことは、何に投資するかももちろん重要ですが、誰と付き合うかもそれ以上に重要だということです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年5月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。