引退が最善の結論だとは思わないが、仕方がない。
まさに、苦渋の決断というところだろう。
貴乃花親方の一本気な性格が引退の記者会見によく表れていたと思う。
貴乃花親方を引退にまで追い込んだ日本相撲協会の理事者の責任は大きい。
絶対に本人が呑めない条件を突き付けて貴乃花親方にあれやこれや迫っていた、という事情が記者会見からよく伝わってきた。
これで大相撲のフアンが相当去っていくのではないか。
かつての大相撲フアンとしては、ちょっと寂しい。
もう相撲は、日本の国技とは言えない。
横綱相撲も見れないし、相撲界に横綱らしい本物の人格者を見ることも見ることも出来ない。
これで本当に、さようなら、というところである。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年9月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。