自治体採用革命!スタンバイを活用した人材募集 --- 井上 貴至

アゴラ

地方創生の最先端・鹿児島県長島町は、全国の自治体で初めて、インターネットの大手求人サイトビズリーチ社のサービス「スタンバイ」を活用して、町に必要な人材を広く募集します。
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◆ここがすごい長島町。
人材募集は、役割を明確に!

人口減少等が著しい地域において、地域外の人材を積極的に活用し、その定住・定着を図り、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした地域おこし協力隊。地方創生を掲げる安倍総理が「3年で、3倍の3000人にする」と表明されたこともあり、全国の市町村で募集が過熱しています。

ところが、地域おこし協力隊の登用は、自治体の中で二極化が進んでいるのが実情です。10人、20人の地域おこし協力隊が活動している自治体がある一方、多くの市町村では募集をしても優秀な人材がなかなか集まりません。

地域おこし協力隊を当初から活用している自治体は、先輩の地域おこし協力隊が活動し、また、住宅や仕事、地域のサポートなど受け入れ態勢が整っている一方、後発の自治体は不十分。おのずから先発組の自治体に多くの人材が集まる傾向があります。

そこで、後発組で優秀な人材を登用するためには、地域での役割を明確にし、自分の経験・能力・人脈を存分に生かすことができそうだと、応募する人にしっかりイメージしてもらうことが大切です。

「誰でもいいから来てくださいでは、誰も来てくれません。」

今回の長島町の募集は、超具体的。
例えば、
● 長島町の特産品(農産物・水産物等)を販売できる人材
● 長島町特産のデコポンやサツマイモ等を使って洋菓子を作れる人材
● 長島大陸食べる通信の編集長
● 観光について詳しく、旅行業界などと連携できる人材
● 化石に詳しく、分かりやすく説明することができ、観光や教育に生かせる人材

長島町で、活躍するイメージがわきあがってきませんか?
田舎暮らしはキャリアダウンではありません。むしろキャリアアップです。都会では組織の歯車の一つかもしれませんが、長島町では都会で培った能力・経験・人脈を十分に生かすことができます。

募集はこちら。
https://jp.stanby.com/ats/nagashima/jobs

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◆ここがすごい長島町。
全国初!インターネットの大手求人サイト「ビズリーチ社」と連携

そして、優秀な人材を獲得するためには、募集情報を応募する人にしっかり届けることが重要です。そこで、今回、長島町では、全国で初めて、インターネットの大手求人サイト「ビズリーチ社」のサービス「スタンバイ」を活用します。

地域の困りごとを解決するために、地域の資源や人材だけではなかなか解決できません。自分たちだけで解決しようとするのは、サッカーでいえば、ひたすらドリブルするようなもの。社会というフィールド全体を見渡して、最適なプレーヤーにパスを出すことが求められます。

「ビズリーチ社」のスタンバイは、素晴らしいサービス!
●ページを加工しやすい、見やすい
●完全無料(掲載、採用など)
などの特長があります。これを活用しない手はありません。

いいサービスを活用し、いい人材をしっかり登用していきたいです。
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◆ここがすごい長島町。
 島のこと大好きな住民が、島のために活動するあなたを応援します!

長島町の住民は、島のことが大好き。
島のために活動するあなたを応援します!

10月から、長島町地域おこし協力隊に登用された土井隆君。

ネットマーケティングのプロとして、長島町に本部がある東町漁協が日本で初めて設立した株式会社のホームページ作成に取り組むなどその経験・能力・人脈を存分に生かして活躍していますが、早速、東町漁協が所有する住宅を特別に格安で借りることができました。

「バーベキューがしたい」とつぶやけば、みんなが獲れたての魚やお肉、野菜、焼酎、バーベキューセットを持って、みんなで宴会です。
 
お帰り、小さな大陸へ。長島大陸。
あなたも、長島で働いてみませんか。
募集はこちら。
https://jp.stanby.com/ats/nagashima/jobs

全国の自治体の皆様へ
完全無料で使いやすいビズリーチ
これを活用しない手はありません!

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将来「地元」で活躍するために、今「長島町」で修業しよう!


<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68458684.html

「かっこいい長島」を伝えたい
編集長やってます!【長島大陸食べる通信】
http://taberu.me/nagashima/
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編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2015年11月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。