谷垣さんに国政復帰を促す声は相当に大きそうである。
野党に転落した当時の自民党を谷垣さんが自民党総裁として懸命に支えてきたことは、若い方々を除いて大方の自民党の国会議員は、皆、知っているはずである。
飛ぶ鳥を落とすような勢いのある二階幹事長でも、谷垣さんには一目置くはずである。
安倍総理・総裁の4選が一部で囁かれるようになっているようだが、谷垣さんが国政に復帰するようになれば、そういう話は一瞬で消えてしまうのではなかろうか。
私は、谷垣さんが今年の参議院選挙比例区に名乗りを上げられることを期待している。
貴乃花元親方の擁立を検討しておられる方がいる、というのが週刊誌情報だが、良識の府と言われている参議院には、あれこれ噂のある貴乃花元親方や人気タレント、芸能人、スポーツ選手より、人格識見とも優れていると定評のある谷垣さんの方が遥かに適任である。
二階幹事長が谷垣さんと懇談する運びになっているようである。
谷垣さんが国政に復帰されれば、自民党内の政治力学が大きく変わるはずである。
そろそろ自民党内でも新しい動きが始まってもおかしくない。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年3月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。