枝野氏が休戦協定を申し出たら、立憲民主党の人気も上向くのでは

早川 忠孝

目下のところ人気急上昇中なのは、果断な決断をされたいくつかの地方自治体の首長の方々と国民民主党の玉木さんぐらいだと思うが、立憲民主党の枝野氏にもチャンスはありそうだ。

安倍政権を追及する枝野氏(立憲民主党サイトより:編集部)

村田蓮舫さんのように明らかに場違いのメッセージを発出してしまう人にはちょっと遠慮してもらって、枝野氏が、現在の非常事態に鑑み、新型コロナウイルス問題については与党と一体になって全力で取り組む、政府に対して必要な協力は惜しまない、等の緊急メッセージを発出すれば、あっという間に挙国一致、主要政党一致の強力な体制が構築されるはずである。

安倍内閣打倒などという看板はとりあえず外して、主要政党一致でこの国難に臨む、という姿勢を示せば、ほう、立憲民主党もなかなか柔軟だ、案外頼りになるかも知れない、ということになる可能性は皆無ではない。

臨機応変である。
多少、融通無碍でもいい。

もはや予算を人質にすることは出来ないのだから、ここは思いっ切り変身してみることだ。

立憲民主党のエースを新型コロナウィルス問題対策本部の政策策定チームに送り込むだけでも大分印象が変わるはずである。

さて、どうされるかな。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年3月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。